心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

掟上今日子の忍法帖 感想

掟上今日子の忍法帖 2022.6 今回は、忘却探偵シリーズ14巻です。 雑誌掲載の短編3本。前回の事務所破壊を受けて、バーチの保護の元?ニューヨークに拠点を移した今日子さんが、忍に纏わるキーワードが介在する事件に挑む話でした。時折出てくる横文字が癖に…

掟上今日子の鑑札票 感想

掟上今日子の鑑札票 2021.4 今回は、忘却探偵シリーズ13巻です。 これまでとは毛色の違った、今日子さんの過去に迫るような話でした。急にハードというかシリアス展開で、積み上げてきたものをぶち壊すような、これもまた西尾維新さんらしいストーリーなのか…

掟上今日子の設計図 感想

掟上今日子の設計図 2020.3 今回は、忘却探偵シリーズ12巻です。 今日子さんvs爆弾魔。二転三転するストーリーと最後は心温まるエンドでした。うーん、何か物足りない感もありますが…。 あらすじ 立体駐車場を爆破して見せた學藝員9010を名乗る人物。次なる…

掟上今日子の乗車券 感想

掟上今日子の乗車券 2018.10 今回は、忘却探偵シリーズ11巻です。 名探偵は行く先々で事件に遭遇する_を体現した短編群でした。今日子さん曰く探偵の営業とのことでしたが、親切さんを鍛える為でもあった…? 感想 〜今日子さんin寝台列車『ひらめき』〜 三…

掟上今日子の色見本 感想

掟上今日子の色見本 2018.1 今回は、忘却探偵シリーズ10巻です。 2桁ナンバリングまで来ました。現状だと残すは4冊。今日子さんの過去に少し迫れるかとや最速の探偵はすぐにその可能性を断ってしまいましたね…。 あらすじ 「掟上今日子は預かった。返して欲…

掟上今日子の裏表紙 感想

掟上今日子の裏表紙 2017.5 今回は、忘却探偵シリーズ9巻です。 今日子さんがアリバイの証人になる事件が前にありましたが、今回は容疑者に。相棒役は、厄介だったり警部だったりの合わせ技。裏表紙ということで、コインを始め表裏の物も多数登場したしまし…

掟上今日子の旅行記 感想

掟上今日子の旅行記 2016.11 今回は、忘却探偵シリーズ8巻です。 旅行記という名の通り、まさかの外国編。それもフランス・パリ。忘却探偵らしく毛色が違うテイストで、探偵vs怪盗の構図でした。 あらすじ 『ごきげんよう。近日中に、エッフェル塔をいただき…

掟上今日子の家計簿 感想

掟上今日子の家計簿 2016.8 今回は、忘却探偵シリーズ7巻です。 雑誌掲載2本と書き下ろし2本の短編集。相棒はそれぞれ男性警部。タイトルの家計簿らしさはなし…? 感想 〜掟上今日子の誰がために(クイボノ)〜 吹雪の山荘というクローズド・サークルで起きた…

掟上今日子の婚姻届 感想

掟上今日子の婚姻届 2016.5 今回は、忘却探偵シリーズ6巻です。 今日子さんの講演会とか厄介へのインタビューはさておき、ある意味探偵らしい身辺調査の話でした。それでいてトリッキー。厄病神というのは本当に存在するか否か…。 あらすじ 今日子さんの講演…

掟上今日子の退職願 感想

掟上今日子の退職願 2015.12 今回は、忘却探偵シリーズ5巻です。 4つの死体の事件を繙く一応シリーズ初の短編集ということらしい。ということで、死体が4つ。このシリーズって、始めは古典部シリーズのように身近なミステリーを解決するパターンかと思ってい…

掟上今日子の遺言書 感想

掟上今日子の遺言書 2015.10 今回は、忘却探偵シリーズ4巻です。 章は細かく分かれていたものの、ストーリーは1つでした。遺言書が一応テーマ。そして、1巻以来の厄介くんでもありまして、少し嬉しい。確かに幸不幸のバランスは取れている…?! 表紙はセーラ…

掟上今日子の挑戦状 感想

掟上今日子の挑戦状 2015.8 今回は、忘却探偵シリーズ3巻です。 3本とも死者が出る話でした。アリバイトリック、密室、ダイイングメッセージというミステリーの有名所を抑えながら少しずらすといったテイスト。 3本それぞれ今日子さんの助手役は変わり、警部…

掟上今日子の推薦文 感想

掟上今日子の推薦文 2015.4 今回は、忘却探偵シリーズ2巻です。 表紙絵の通り額縁がテーマの2巻。語り部は親切(おやぎり)守という警備員に変わりましたが、もしかして毎巻変わるパターン?話自体は事件が2つでしたが、1冊として繋がっているという形式でした…

掟上今日子の備忘録 感想

掟上今日子の備忘録 2014.10 今回は、忘却探偵シリーズ1巻です。 2015年にドラマ化もされたシリーズ。2024年現在で14冊刊行の、寝ると記憶がリセットされてしまう探偵・掟上今日子が1日で事件を解決するミステリー作品。今巻は、4つの事件が収録。 ラノベ感…

真庭語 感想

真庭語 2008.12 今回は、真庭語です。 刀語の番外編というか蛇足のようなサイドストーリー。まにわにの中の4人の初代の話が各章毎に記されたものでしたが、案外七花と戦った時とはまた別物に感じました。 基本的に、真庭忍軍が12頭領制になるに当たって、真…

刀語 第十二話炎刀・銃 感想

刀語 第十二話炎刀・銃 2007.12 今回は、刀語12巻です。 最終回。うーん、これバッドエンドなんじゃないの?ってくらいのモヤモヤ感…。 あらすじ 尾張へと戻る所、立ち塞がった右衛門左右衛門の炎刀・銃の凶弾に倒れるとがめ。先日の七花の挙動からとがめの…

刀語 第十一話毒刀・鍍

刀語 第十一話毒刀・鍍 2007.11 今回は、刀語11巻です。 最初に言っておきますが、まにわに壊滅しました。何なら里の面々も全滅したっぽいので、これは…。そして、四季崎の思念も登場し次回に向けて少しずつ謎が明らかになってきました! あらすじ 七花とと…

刀語 第十話誠刀・銓 感想

刀語 第十話誠刀・銓 2007.10 今回は、刀語10巻です。 少し解釈の難しい巻だったなーと思います。まぁほぼ戦わずして刀を回収出来たのは良かったのでしょうが。 感想 再び否定姫の元へと舞い戻ったとがめ達は、奥州へと進路を向ける。奇しくも飛騨鷹比等が処…

刀語 第九話王刀・鋸 感想

刀語 第九話王刀・鋸 2007.9 今回は、刀語9巻です。 出羽だとか天童ということで山形県。将棋を絡めたのは良かったですが、少し展開に無理があるような…。それでも、物語の終盤に来てかなりとがめの活躍が顕著になってきました笑。 あらすじ 不要湖で変体刀…

刀語 第八話微刀・釵 感想

刀語 第八話微刀・釵 2007.8 今回は、刀語8巻です。 シリーズの2/3に到達し、中盤戦が終わったという所、かなり極まってきたというか色々な伏線があってより盛り上がってきたという感じでした。面白い! あらすじ ようやく尾張へと帰還したとがめ達は、幕府…

刀語 第七話悪刀・鐚 感想

刀語 第七話悪刀・鐚 2007.7 今回は、刀語7巻です。 遂に訪れてしまった鑢姉弟対決。不承島で七花の帰りをニコニコ待っていれば良かったのに何で…というのは、七実の苦悩を理解し切れていないということなんでしょう。奇策士がちゃんと奇策を打ってて感心し…

刀語 第六話双刀・鎚 感想

刀語 第六話双刀・鎚 2007.6 今回は、刀語6巻です。 折り返しの6巻。まにわにの頭領が全て明かされたり、とがめのライバル?否定姫が銃刀を持っていることが判明したり、七実が才能を盾に(矛に?)刀集めの第三勢力として大暴れしたりと、大極的にも動きがあ…

刀語 第五話賊刀・鎧 感想

刀語 第五話賊刀・鎧 2007.5 今回は、刀語5巻です。 狼と香辛料で言うところのアマーティ登場という感じで、恋のライバル登場で加速するのはストーリーとして好きです。また、今回はまにわにが1人も死ななかったり、七花も敵を生かしたまま真剣勝負をしてい…

刀語 第四話薄刀・針 感想

刀語 第四話薄刀・針 2007.4 今回は、刀語4巻です。 とがめを裏切った、例の決まり文句を持つ錆白兵との戦いが早々にやって来た!と思いきや、まさかのダイジェスト笑。実際には、鑢七実vs真庭虫組3人でした。 あらすじ 旅芸人として周防の外れた村で寝泊ま…

刀語 第三話千刀・鎩 感想

刀語 第三話千刀・鎩 2007.3 今回は、刀語3巻です。 前回に比べると多少面白さが足りずでした。敵が女キャラで沢山の巫女が出ながらも、そんなにハーレムみたいなこともなく。因みに、鎩はつるぎと読むらしく、漢検でも範囲外の漢字でした。 あらすじ 次なる…

刀語 第二話斬刀・鈍 感想

刀語 第二話斬刀・鈍 2007.2 今回は、刀語2巻です。 2巻目にして、七花ととがめのやり取りが好き過ぎるー笑。作品のテンポも良くて、サクサク読めるのもポイント高いです。 あらすじ 次なる目的地は、因幡砂漠にある下酷城。一面砂漠の蜃気楼に紛れたその城…

刀語 第一話絶刀・鉋 感想

刀語 第一話絶刀・鉋 2007.1 今回は、刀語1巻です。 少し食傷気味だった戯言シリーズを読み終えて、西尾維新さんの別シリーズを読み始めましたが、これがまた違った面白さがありました。 12ヶ月連続刊行企画とかいう恐ろしい企画の一環のようで、ストーリー…

キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 感想

キドナプキディング 2023.2 今回は、戯言シリーズ10巻です。 10何年振りかの新作という事でしたが、主人公はサブタイ通りで玖渚盾。続編というか新世代というか。タイトルについては、kidnap(誘拐)+kidding(冗談)ということで、哀川さんが盾を拉致する所から…

零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 感想

零崎人識の人間関係4 2014.10 今回は、人間シリーズ7巻です。 一応最終巻ですが、内容的にはクビシメロマンチストの裏側の話ということで、これラストで良いの…?というとの、少し面白味には欠けてるかなと思いました。戯言遣いとの関係というか、戯言遣いじ…

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 感想

零崎人識の人間関係3 2014.10 今回は、人間シリーズ6巻です。 人識と双識の関係と銘打ちながらも、どちらかと言うと確かに2巻の続編のような形に近くて、子荻ちゃんが零崎一族に仕掛ける小さな戦争の終盤という感じでした。人識が割りを食ってるだけでもある…