心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

新約とある魔術の禁書目録20 感想

新約とある魔術の禁書目録20


今回は、新約とある20巻です。

丁度この2018年の秋頃に3期のアニメをやってたのかと思うと懐かしいなぁ。ラノベを集め出したきっかけの1つとして、この禁書3期の内容が分かりにくくて原作読もってなったからなんだよなと。3期で扱った部分が旧約の後半だったから、大分今後のストックはたっぷりありますね笑。

舞台はイギリスでいつもの面々も出てきて良かった!

あらすじ

アレイスターのIFの形として、英国陣営を10億の数で攻め込むクロウリーズ・ハザード。コロンゾンを学園都市に封じ込めたは良いものの決定打を見つけるため、上条や一方通行、浜面らはアレイスターと共に英国に侵入する。

そんな中、英国騎士派の謀略により窮地に立たされる外様のアニェーゼらの元へ届けられた首都決戦兵装『神威混淆』。それに手を伸ばしたのはオルソラ=アクィナスで…。

感想

よく考えたらアニェーゼとかはオティヌスとの決戦の時も出てたなーと思うんですが、今回やっとしっかりステイルが出てきて良かったです。同じ言葉を繰り返す拷問係としてですが…笑。

今回は、言ってしまえばそんなに戦う理由がない中で戦わないといけない状況で、素直にローラがコロンゾンに取り憑かれていると説明して、活路を見出せば良いのになーという感じだったんですが…、うーんアレイスターが蒔いた種というか。

展開としてやりたかったのは最後のシーンだと思いますが、脇道として『神威混淆』で力を得てしまったオルソラとの戦いが今巻の中心でした。ギリシャ人が昔エジプトの文化を勝手に解釈していたみたいな話に準えてか、『神威混淆』はお互いの理解の乖離で増幅するような霊装だったと。

それから、一方通行はちゃんと勧善懲悪してたし、クリファパズル545に魔術の面で教えを乞おうとするという自らの選択をしていて存在感あったけれども、浜面は英国に来た意味あんまりないような気もする…。この後リリス絡みの何かはあるかもだけど、何か娘々やシスターを乗せてドライブしてただけじゃん笑。

というか414ページのおるそらあくぃなすさん可愛すぎでは??

今回のbest words

理解できないから、突き放すんじゃない。理解できないから、歩み寄る (p.415 上条)

あとがき

リリス生き返りましたーからの、今回でまさかのメイザースたち生きてましたーという。でも、アレイスターには科学という武器があって…という流れは面白いですね。

はいむらきよたかさんの絵柄変わった?

新約とある魔術の禁書目録19 感想

新約とある魔術の禁書目録19


今回は、新約とある19巻です。

科学サイド寄りの話で、浜面の出番多めだけど一方通行や上条&アレイスターも交錯して…という形でした。前回に比べると大分話の流れは掴みやすかった印象。勢力図も様変わりしてきて、新約のラスボスも登場⁈という。

あらすじ

『窓のないビル』をコロンゾンと共に宇宙へ放った束の間の平穏。浜面は、突如としてプロセッサスーツを着せられ、別のプロセッサスーツを纏うA・O・フランキスカに追われていた。逃走の最中、リリスという赤子を拾う浜面は一方通行も事件に絡んでいることに気付く。

園都市掌握のための『書庫』の入手を目論むコロンゾンに対して、アレイスターの取った秘策とは…。

感想

とあるシリーズらしい話の展開だったのですんなりと読めたなーという印象でした。浜面と滝壺がめちゃくちゃラブラブしておる…。

大きな事としては、アレイスターがリリスと再会するってのと、学園都市を捨てることでコロンゾンの目的を逸らすってのと、コロンゾンがローラに前々から?憑依していたということは英国がそのまま敵に回るという、今までの積み重ねを覆す話とか。

ローラもアレイスターの娘の1人っぽいので、それの奪還が今後の展開になりそうですね。まさかアレイスターと共闘して英国にかちこむ流れになるとは。下ネタも普通に使ってくるのでこれまでのイメージとのギャップが凄い。今回でコロンゾンによるインデックスの洗脳はミナのお陰で解消、フランキスカ=府蘭も無事戻せたのは良かったです。

にしても、とあるシリーズが始まった時からローラの設定って、アレイスターの娘で悪魔に取り憑かれた人物だったんですかね…。

娘のリリスと再会して、当のアレイスターが美少女になっていたというのも面白い部分でした。色々な絶望や失敗を繰り返して、それでも諦めずに進んだから今のアレイスターが報われかけているというのも良かった。

浜面はスキルアウトだから科学的な助力があって始めて前線で戦えるって感じだなー。実はアネリもヒロインしてる笑。

今回のbest words

たとえ君がどのような人間だろうが、それでもしあわせになるための努力を常に怠るな (p.319 ミナ=メイザース)

あとがき

エイワスの存在がまだよく分かってないんですが、アレイスターの強さは今回しっかり出てました。何だかんだで今回も死人は出てないと。

娘々とネフテュスはまた出番がありそう…?

 

新約とある魔術の禁書目録18 感想

新約とある魔術の禁書目録18


今回は、新約とある18巻です。

今まで何度も名前が出て来つつも謎に包まれたアレイスター。え?ラスボスみたいなのと戦うの??と思ったんですが、何というかこれすらもきっかけというか、まぁガチガチの戦闘ではなかったですね。

あらすじ

上条の学生寮に訪れた土御門と府蘭。舞夏を連れて学園都市の外に出るという計画に、禁書目録とオティヌスと共に乗っかるも、途中で舞夏は呪詛にかかってしまう。

手っ取り早く解呪するために、一行はアレイスターのいる『窓のないビル』へと向かう。木原唯一の時の経路から侵入し上を目指す途中、上条はミナ=メイザースに出会い、事ある毎にアレイスターの過去を辿っていくことに。

感想

今回の感想も難しい。というのも、話の内容が全然理解出来てないからなんですよね。陳腐な感想を残すとしたら、オカルトは哲学に近いくらい何言ってるのか分かんない!ってとこでしょうか笑。前提知識が必要なんかなぁ。

大枠の内容としては、アレイスターの過去を、アレイスターが前に壊滅させた『黄金』という名の結社の同僚の1人メイザースの妻ミナと上条が追体験するのと、上条はミナの助けや周りの些細な手伝いでアレイスターを下し、そこに現れた最大主教ローラがコロンゾンを名乗りアレイスターにトドメを刺そうとするけど、アレイスターは分裂すると共に英国陣地で暴動が勃発するってな感じ。あとは、美琴(+食蜂)がA.A.A.を解析して魔術の道に足を突っ込み始めたってところか。

大枠で見ればまぁこんなことが起こってたなって分かるけれども、細かい所が脈絡がないというか置いてけぼりを食らってますね。娘の死がどうアレイスターの行動に結びつくのかとか位相だとか、ローラとコロンゾンとかぼんやりとしか理解できてない…。魔術が歪みを生んでるみたいな話?

今回のbest words

このストーカーのプロファイリングが狂った精度で友達の妹が超絶ピンチな件……ッ⁉︎ (p.28 上条)

あとがき

次回は、美少女になったアレイスターと行動を共にしそうで、もう何が何やらですね笑。

神浄の討魔と幻想殺し、そろそろその本質が知りたいところです。

新約とある魔術の禁書目録17 感想

新約とある魔術の禁書目録17


今回は、新約とある17巻です。

上里勢力およそ100人vs上条+府蘭(+琉華)という構図の中で、上里を現世に戻すために奮闘する回でした。上里勢力も変梃な奴らばかりと思いきや中々手強いという。

あらすじ

上里が異空間に飛ばされたのち、奇しくも残った上里勢力は上里への細い線を利用され、木原唯一の手駒となってしまう。狙われる身となった上条は、唯一に靡かなかった府蘭と、そして魔術に詳しい琉華を仲間に加え、上里奪還の行動を開始する。

上里奪還の為の足掛かりとして、A.A.A.に着目し美琴が再び搭乗しようとした時、美琴は血を吐いて倒れてしまうのだった。

感想

簡単に言ってしまえば、上里が戻って来ました。唯一は完全に倒されたのかは分からないけれど、理想送りはとりあえず回収して悪意は去って、次は土御門が府蘭を仲間に加えてアレイスターに喧嘩を売ったよという話でした。

土御門生きてたんじゃん!とか、府蘭は上里勢力に紛れ込んだイギリス清教の魔術師だったのか、とかあるんですがそれはさておき。

460ページ位のボリュームと、途中の何やかんやが少し分かりづらくて読みづらさはあったかなーと思います。

因みに、戻って来た上里に理想送りは必要なくて、魔神の方も意外と向こうの世界の方が生きていく上で都合が良いというのは良い落とし所でした。魔術と科学のごちゃまぜ感のある展開もこの作品らしさは出ていたかなと。

それから、ネフテュスをあちらとこちらの媒介にする流れもよく出来てるなぁと思いました。A.A.A.が使えなくなってじゃあどうするかとなった時に、パトリシアがいるじゃん!と気付けたのは個人的にも爽快感がありました。

あとは、前回美琴が鼻血を出していたのが伏線になっていたとは。土御門を思い出すべきだったんですが、A.A.A.に魔術的な施しがあって、科学サイドの美琴と相反を起こしたと。無事そうなのは良かったですが、身を持って魔術を体感したことでまた何か変わるのか。

府蘭=パーカービキニ=ウサギアンテナ=UFO少女=失恋少女

今回のbest words

さぁ、この恋を終わらせましょう (p.431 府蘭)

あとがき

営巣部隊良い人達だったー!学園都市もこれで復旧かな?

今後、土御門とイギリス清教絡みの話になったら面白そうだけど果たして。

 

新約とある魔術の禁書目録16 感想

新約とある魔術の禁書目録16


今回は、新約とある16巻です。

水着の食蜂+美琴という衝撃的な表紙ですが、内容はSFチックなものでした。

あらすじ

突如として学園都市を襲った、摂氏55℃の大熱波に地上を埋めるエレメントという名の擬態生物。上条らの学校でも水不足に喘ぎ、エレメントに脅かされながらも、屋上を伝って決死の行動を起こしていく。

エレメントとの戦闘の途中に現れた美琴は、衰弱した上条を学舎の園へと連れて帰る。上条は、常盤台中学の自分たちの生活を遥かに凌ぐ環境に驚きつつ、美琴らと諸悪の根源?たる『水晶の塔』へと向かうのだが…。

感想

大熱波による暑さで皆が水着姿で、それに加えて街中にはモンスターが跳梁跋扈して拠点から中々出ることの出来ないという状況。急にこんな話になるもんだからびっくりもするんだけど、話はちゃんと前回から繋がっていました。

というのも、この2つの現象は別々の経路で起きていて、エレメントを扇動しているのが上里への復讐を誓う木原唯一で、熱波の方はエレメントの行動を抑制する為に、上里勢力の府蘭が起こしているという。

こういう極限状態だと、格差はより浮き彫りになるし、何より情報が大事だなと感じますね。発生原因を知ることもそうですが、やっぱり上条らに比べて能力を使えるお嬢様方の方が文明は進んでいるという。まぁ上条たちが原始的過ぎなのもあるけど笑。

復讐というワードは木原加群もそうですし、唯一も上里でも出てくるんですが、確かに揺らぐ復讐者は消える定めなのか。最終的には、自死を厭わぬ唯一の攻撃に対して、上里は周りを守って消失。上条はその場にいつつも、上里にこの子達を頼むと言われたら、ねぇ…。そして、上里勢力のおよそ100人の少女たちは、結果として唯一サイドに付いて…というラスト。これは、理想送りの影響ではないと思いたいところですが。

そういえば、上条と黒子が話すシーンって結構珍しいと思うんですが、後々にお姫様抱っこされたと知った黒子はどうなることやら…。

今回のbest words

決まっているわ。生きているっていうのはね、それだけでとても尊い事なんだから (p.151 食蜂操祈)

あとがき

上里を取り戻すことは出来るのか。その理屈でいくと、消えた魔神たちも戻せることになりそうだけど…。

地味にこういう騒ぎが起こった時に、上条がさらっと美琴の安否を確認する描写がいくつかあったのが何というか心の移り変わりなのかなーと思いました。

 

新約とある魔術の禁書目録15 感想

新約とある魔術の禁書目録15


今回は、新約とある15巻です。

前巻に続いて上里勢力との戦いと見せかけての、木原唯一の復讐劇という話でした。去鳴は、上里の義理の妹ということらしいですが、地味にブラコン属性を持ってる的な?

あらすじ

上条が通う学校は僧正との戦闘によって崩壊し、近隣の学校へと通うことに。秋川未絵との再会や生徒会長との出会い、そしてそこには上里の姿もあった。

園都市に乗り込んできた上里の妹、去鳴は上条勢力の面々にちょっかいをかけていく。そして、水面下では木原唯一が上里への復讐のため下準備を進めていた。

感想

今回は、ある種謎解きみたいな展開もありつつ、結果として木原唯一の進める復讐計画によって、上里の陰謀がより大きく見えていただけという事が終盤に分かりました。

行間で小出しにされていく唯一の動きもそうですし、これまでのサンジェルマンやサンプル=ショゴス等の出来事も上手く取り込んでいたのには感心しました。

まぁ、まさか唯一が上里の理想送りを簒奪するとは思いもよらなかったんですが、この展開すらもアレイスターにとっては想定内か。実際に、あちら側との橋渡しとなって魔神の力を行使できていたらずるかったんですが、そこはハリボテだったと。

理想送りの発動条件については、効果範囲が影で、対象に矛盾した感情があることと、「新たな天地を望むか」という起句っぽいですね。で、上里勢力の面々に対しては、上里一本という気持ちがあるかは効かないみたいな。

あとは、上里が右手の異能を失ったとしても上里勢力は上里自身を見捨てない、という展開をやりたかったんだろうなと感じました。上条の言っていたことは正しいらしい。

それと、上里勢力はキラキラネーム多すぎね笑。筆者あとがきで、積み重ねによって状況は同じでも感じ方が違うというのはその通りだなぁ。14巻の感想でも書いたけど、上条ハーレムは良いとしても、上里ハーレムは見ていて少ししんどいし。

去鳴に関しては、海鳥みたいにサイボーグではないけど、生身の肉体でもなくて、制約はあるものの雪玉式に贄の術式で自身を強化するスタイルでした。上里勢力だけど一匹狼的な、それでも力の為には周りの協力も取り付けられるクリオネモチーフの少女。他人の能力をコピーして戦うのはカービィみたいでした笑。

美琴が迷走しかけているのが気掛かりかな…。

今回のbest words

頭のそれ取ると普通に可愛いんだな (p.234 上条)

あとがき

上条の代返の結果やいかに。

そして、土御門はどこに行ってしまったのか…。

新約とある魔術の禁書目録14 感想

新約とある魔術の禁書目録14


今回は、新約とある14巻です。

表紙は、上条と上里の平凡な高校生()コンビです。新約を読み始める前は、絵的に海原っぽい奴かなと思ってましたし、帯の背表紙も今となっては娘々とネフテュスだと分かりますし、表4の葉巻の意味も読み終えたら分かるという。何かこの感覚が好きです。

あらすじ

上条の学生寮に転がり込んで来たネフテュス。そして、話題は夕飯を何にするかという話になり、結果上条は鍋の具材を買いに出掛けることに。そこに現れた上里と戦闘が始まるかと思いきや、赤と黒の異形が姿を見せる。

赤と黒の正体はバードウェイの姉妹であった。魔術には疎いものの、科学方面では天才のパトリシアが何やら寄生生物に取り憑かれ、それを除去する為に姉のレイヴィニア=バードウェイは自身の命を賭して解決策を用意しているとのことで…。

感想

まずは前半の日常パートが面白かったです。オティヌスが可愛い。魔人が身近になりましたっていうサブタイも好き笑。ネフテュスが悪だけではないというラストも、また落とし所としては良かったと思います(家計的にも)。

この作品、インデックスというメインヒロインがいながらも、次々と上条が女の子を助けていく事で、ヒロインが無限増殖していく訳ですが笑、そこについても今回言及がありました。

上里曰く、右手に宿るものの影響ではと。上里も上条に似たようにハーレムが築かれていて、女の子を助ける性質を持っていて。逆に上条は、自身を信じていないだけみたいに突っぱねるんですが、吸血鬼と魅了みたいに、能力とこの性質はセットと考えた方が確かに自然なんだよな…。

理想送りの誕生自体は最近らしく、上里の能力の発現は魔神が上条だけでは頼りない的な話になって、滑り止めみたいな役割でもって宿らせたようで。それで魔神を恨むかなぁという気にもなる。

そして、バードウェイ姉妹の件は上里勢力の暮亞と、加えてネフテュスの奇跡によって、無事どちらも正常に戻るんですが、この一連の出来事さえもアレイスターの計画の内なのかどうか。脳幹の死というのも、必要なルートなんですかね。それから、『黄金』というワードについても現状よく分からないところ。

それから、上条と上里の最終決戦についても暈された形でした。上条に宿る幻想殺しは今までにも、アウレオルスの時やフィアンマの時などで謎の力を発揮していましたが、その裏の力とは一体何なのでしょうか。

今回のbest words

お前ほんとに主夫の道を爆走しているな (p.44 オティヌス)

あとがき

今巻は、上里との決着は着いてはいないものの、バードウェイ姉妹の件は一件落着という話でした。上条周り以外でのハーレム展開は少し嫌悪感もありましたが…。

筆者あとがきの結局ごはんはどうなったんだという言葉に笑いました。