心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

刀語 第一話絶刀・鉋 感想

刀語 第一話絶刀・鉋 2007.1 今回は、刀語1巻です。 少し食傷気味だった戯言シリーズを読み終えて、西尾維新さんの別シリーズを読み始めましたが、これがまた違った面白さがありました。 12ヶ月連続刊行企画とかいう恐ろしい企画の一環のようで、ストーリー…

キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 感想

キドナプキディング 2023.2 今回は、戯言シリーズ10巻です。 10何年振りかの新作という事でしたが、主人公はサブタイ通りで玖渚盾。続編というか新世代というか。タイトルについては、kidnap(誘拐)+kidding(冗談)ということで、哀川さんが盾を拉致する所から…

零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 感想

零崎人識の人間関係4 2014.10 今回は、人間シリーズ7巻です。 一応最終巻ですが、内容的にはクビシメロマンチストの裏側の話ということで、これラストで良いの…?というとの、少し面白味には欠けてるかなと思いました。戯言遣いとの関係というか、戯言遣いじ…

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 感想

零崎人識の人間関係3 2014.10 今回は、人間シリーズ6巻です。 人識と双識の関係と銘打ちながらも、どちらかと言うと確かに2巻の続編のような形に近くて、子荻ちゃんが零崎一族に仕掛ける小さな戦争の終盤という感じでした。人識が割りを食ってるだけでもある…

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 感想

零崎人識の人間関係2 2014.10 今回は、戯言シリーズ5巻です。 サブタイは伊織ちゃんで、確かにそういう描写もありましたが、どっちかと言うと萌太くんと崩子ちゃん周りの事が多かった気がします。闇口衆の隠れ家に向かう話だったので。 あらすじ 人識と伊織…

零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 感想

零崎人識の人間関係1 2014.10 今回は、戯言シリーズ4巻です。 戯言シリーズ4冊目にして、関係四部作の第1弾。出夢が強さとは何かを巡って葛藤する様が印象的で、小さな恋の物語と言うならば、それは出夢→人識と考えて良いのだろうか。何とも儚い…。 あらすじ…

零崎曲識の人間人間 感想

零崎曲識の人間人間 2012.11 今回は、人間シリーズ3巻です。 『少女趣味(ボルトキープ)』少女しか殺さない零崎曲識(まがしき)を中心に時系列がバラバラな話が4つ。この人間シリーズは、戯言シリーズの番外編という立ち位置でありながら、補足的な意味では結…

零崎軋識の人間ノック 感想

零崎軋識の人間ノック 2012.5 今回は、人間シリーズ2巻です。 キャラ付けで"っちゃ"が口癖で、釘バットの『愚神礼賛(シームレスバイアス)』の零崎軋識が主役の物語であるものの、どっちかと言うと禁書の暗部編のようなバトルロイヤル感がありました。知って…

零崎双識の人間試験 感想

零崎双識の人間試験 2011.12 今回は、人間シリーズ1巻です。 どんな話なのかなーと思って読み始めましたが、戯言シリーズの番外編なのは分かるとして、どうやらその中でも例の4つの世界の内の殺人鬼とか呪いとかそういった世界の話っぽいです。 最初は全然知…

ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い 感想

ネコソギラジカル(下) 2009.6 今回は、戯言シリーズ9巻です。 一応の最終回。サブタイが1巻と同じですが、ラストと振り返って口絵を見るとそういう終わり方ねーという。半ば展開には面白みに欠ける部分がなかったとは言えませんが、流れるようにスラスラ読め…

ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs橙なる種 感想

ネコソギラジカル(中) 2009.4 今回は、戯言シリーズ8巻です。 哀川さんすら鎧袖一触してのけた想影真心。しかもその真心は主人公のER3時代の元同志で死に別れたと思われた存在だったということで、いきなりの強キャラ登場でした。そして、中巻にして箸休め的…

ネコソギラジカル(上) 十三階段 感想

ネコソギラジカル(上) 2009.2 今回は、戯言シリーズ7巻です。 最終章3部作の第1弾。それぞれ600頁くらいのボリューム感。対狐面の男との前哨戦といった巻でしたが、どう転ぶのかはまだ予想はつかず。逆にあと1200頁何やっていくのか疑問であり期待もしてます…

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 感想

ヒトクイマジカル 2008.12 今回は、戯言シリーズ6巻です。 755ページということで、結構時間がかかりました…。と言っても、冗長な部分が多くてトリックもあっさりしてたので、登場人物を篩にかけたのと、次の3部作に向けてのラスボス登場の意味合いが強かっ…

サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 感想

サイコロジカル(下) 2008.1. 今回は、戯言シリーズ5巻です。 完結編。映画とか小説だと終わりがページ数や尺で見えているけど、現実って自分が今どの立ち位置にいるか分からない的なセリフが印象に残っています。 あらすじ 残虐非道な磔刑という形で殺害され…

サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し 感想

サイコロジカル(上) 2008.10 今回は、戯言シリーズ4巻です。 あらすじ見ただけで面白そうだなーと思いましたが、やはり面白かったです。西尾維新さんの描かれる天才、変人は魅力的です。今回は玖渚もメインで登場。 あらすじ 玖渚の友人であるという兎吊木垓…

クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 感想

クビツリハイスクール 2008.8 今回は、戯言シリーズ3巻です。 一応首吊り死体が出てくる話ではありますが、徐々にミステリー要素は薄れてきてますね。話としては、哀川さんの頼みでお嬢様学校に潜入することになるというもので、ラノベらしいストーリーでし…

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 感想

クビシメロマンチスト 2008.6 今回は、戯言シリーズ2巻です。 クビキリに続いてクビシメということで、絞殺に纏わる事件でした。ミステリー要素は前回に比べると緩和した気がします。 主人公の京都の大学のクラスメート、主に葵井巫女子を中心とした話でした…

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 感想

クビキリサイクル 2008.4(ノベルスは2002.2) 今回は、戯言シリーズ1巻です。 第23回メフィスト賞受賞の西尾維新さんのデビュー作。大好きな物語シリーズと同著者である訳ですが、期待を裏切らない面白さで凄かったです。 今作は、天才と凡才の話?と読み始め…

リバーズ・エンド after days 感想

リバーズ・エンド after days 2004.6 今回は、リバーズ・エンドafter daysです。 5巻で本編は完結したものの、ファンの声もあって出た後日談の短編集。直人がモテるのが意外ではあったけれど、中学生ってやんちゃな方がモテたりするからねぇ。弥生の母の話も…

リバーズ・エンド5 change the world 感想

リバーズ・エンド5 2003.7 今回は、リバーズ・エンド5巻です。 もう1巻後日談の短編がありますが、シリーズとしては最終巻。安直と言ってしまえばそうなのかも知れないけれど、過酷さを目の当たりにしてきた身としては、良い終わり方だったなぁと思います。…

リバーズ・エンド4 over the distance 感想

リバーズ・エンド4 2003.2 今回は、リバーズ・エンド4巻です。 自分は3巻を読んですぐに読んでいるので良いんですが、何ヶ月か待った上で今巻を読むと少しマンネリ感があったんじゃないかなぁとも思いました。とは言え、次回が最終巻なので伏線を撒いたとも…

毛布おばけお金曜日の階段 感想

毛布おばけと金曜日の階段 2002.12 今回は、毛布おばけと金曜日の階段です。 短編集で3編収録されていますが、キャラクター設定なんかは全て共通で、主人公の視点が変わる感じでした。主な内容は、タイトルの通りで、橋本さんらしい素朴な話の中に大事な教訓…

リバーズ・エンド3 free the birds 感想

リバーズ・エンド3 2002.9 今回は、リバーズ・エンド3巻です。 前回の予想通り、遥と茂の話多めで肝試しをしてみたり、VRMMOみたいな展開になってきたり。まだ伊地知らの求めていることは不明ですが、人類の命が掛かってたりするんですかねぇ。 あらすじ こ…

リバーズ・エンド2 slash the heart 感想

リバーズ・エンド2 2002.5 今回は、リバーズ・エンド2巻です。 1巻とは打って変わって、スクールという箱庭の中で少年少女達と暮らす話でした。唯は眠りから醒めないまま。新キャラが多かったもののそれぞれのストーリーがあって、丁寧に触れられていたので…

リバーズ・エンド 感想

リバーズ・エンド 2001.12 今回は、リバーズ・エンドです。 半分の月がのぼる空でもお馴染み橋本紡さんの作品。改行が多い為かなりの読み易さでした。平凡な日常から女の子との出会いで目まぐるしく動き出す物語、終盤の急転直下さとヒロインの謎が気になり…

ゴールデンタイム8 冬の旅 感想

ゴールデンタイム8 2014.3 今回は、ゴールデンタイム8巻です。 シリーズ最終巻。暗い展開のまま進んでバッドエンドか…と思ったものの、最後はちゃんと着地はしました。表紙の香子が儚げ過ぎだし。結末が腑に落ちるかと言えば微妙でしたが…。 あらすじ 呆気な…

ゴールデンタイム7 I'll Be Back 感想

ゴールデンタイム7 2013.10 今回は、ゴールデンタイム7巻です。 やなっさん、千波、リンダの間で揺れる恋愛模様、万里のもう一つの人格との間の折り合いをどうつけていくか、暗雲立ち籠めるおまけんといった内容でした。隠し事って早めに白状した方が傷は浅…

ゴールデンタイム列伝 AFRICA 感想

ゴールデンタイム列伝 2013.8 今回は、ゴールデンタイム列伝です。 香子のやばさ加減が引き立つ話が多めだったのと、やなっさんの気持ちが明らかになりました。理由やきっかけは不明だけれど、いつの間に千波から乗り換えちゃったかなー。やはりあの飲み会の…

ゴールデンタイム6 この世のほかの思い出に 感想

ゴールデンタイム6 2013.4 今回は、ゴールデンタイム6巻です。 海の帰りでの事故は、同乗者たちには外傷はほぼ無かったものの香子に暗い影響を齎していたり、はたまた花火大会や万里の同窓会だったり、そんな回でした。 ゴールデンタイム、アニメ化してたの…

ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる 感想

ゴールデンタイム番外 2013.1 今回は、ゴールデンタイム番外です。 短編3本。やなっさんの汚部屋の話と、万里に師匠と呼ばれるヒロイン登場⁈の話と、NANA先輩の話。やっぱし物足りなさが残る。 感想 〜光央の部屋〜 人生楽勝モードの光央が脱線して極貧一人…