魔剣少女の星探し2 魔剣名鑑 感想 ★★★★

2025.6 今回は、魔剣少女の星探し2巻です。 読むのに時間は掛かってしまったのですが、広げた風呂敷を畳み切って、次回への余韻を残す手腕は流石だなぁと思いました。 終盤の感動シーンの筈が、腐っては生み出されるパンの壁というのを頭の中で想像すると、…

魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】 感想 ★★★

2025.1 今回は、魔剣少女の星探し1巻です。 ウィザーズ・ブレインの三枝さんの新作。長らく止まっていた前作が動き出して完結したと思いきや、新作が出るというのは凄い事だ…。 様々な能力を宿す魔剣を中心としたバトル・ファンタジーで、今回の表紙はリット…

ウィザーズ・ブレイン アンコール 感想 ★★★★

2024.2 今回は、ウィザブレアンコールです。 本編が無事に完結して満を辞しての短編集刊行ですね。猫の話とかは気になってたので助かります! 平和が1番。 感想 〜湯宴の誓い〜 シティ・ドレスデンの遺した実験施設のそのまた地下を、ファンメイとエドが温泉…

ウィザーズ・ブレインⅩ 光の空 感想 ★★★★

2023.9 今回は、ウィザブレ20巻です。 上下巻とかなくこれで最終巻。450頁に加えて改行が少なくびっしりということで、中々読むのに苦労しましたが、とりあえず完結を見届けられて良かったです。ストーリーというよりかは、カップリング重視って感じかなー。…

ウィザーズ・ブレインⅨ 破滅の星〈下〉感想 ★★★★

2023.5 今回は、ヴィザブレ19巻です。 表紙はファンメイ? 見所は決死行のヘイズを助けに行くクレア、ようやく主人公の働きを見せた錬かなーと思います笑。 あらすじ ベルリンに出現した塔によって、雲の除去が行えなくなったサクラ。一方、魔法士の数を半分…

ウィザーズ・ブレインⅨ 破滅の星〈中〉感想 ★★★★

2023.4 今回は、ヴィザブレ18巻です。 9年の歳月を経ての新刊、章の途中でというのがまた、ね…笑。時間は空きましたが、文体や雰囲気はそのまま!、残酷な展開とまたしても錬の良い所は…。 あらすじ 南極の制御衛星を掌握し、人類に雲の除去の可能性を示唆し…

ウィザーズ・ブレインⅨ 破滅の星〈上〉感想 ★★★★

2014.12 今回は、ヴィザブレ17巻です。 遂に、魔法士vs人間の全面対決となってしまった世界。完全に人間を駆逐にかかるサクラから、全ての魔法士、乃至は人間を殺すのは…と迷う面々もいる訳ですが、予断を許さない状況になってきました。まさに絶望という言…

ウィザーズ・ブレインⅧ 落日の都〈下〉感想 ★★★★

2014.2 今回は、ヴィザブレ16巻です。 厳しい展開が続いていましたが、ここに来て突き抜けたなーという感じでした。でも、辛い展開は個人的な好みなので、面白くなってきたなと思います。いや、流石に予想外ではありましたが…。 というか、前巻から3年空いて…

ウィザーズ・ブレインⅧ 落日の都〈中〉感想 ★★★★

2011.2 今回は、ヴィザブレ15巻です。 口絵のサクラが可愛い。イルと祐一だったり、ファンメイとクレアみたいな意外に今までなかったやり取りがあったりしましたが、1番は雲を除去する代償が明かされた所が大きかったと思います。 あらすじ 致命傷を避けて撃…

ウィザーズ・ブレインⅧ 落日の都〈上〉感想 ★★★★

2010.5 今回は、ヴィザブレ14巻です。 上巻らしくこれから何かが起こっていくぞという所での引き。真昼の目的が何なのか、そしてサクラの少し成長した様子が見られそうな展開でした。 あらすじ 北極での出来事から半年。賢人会議に流れ込む魔法士は増加し続…

ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊〈下〉感想 ★★★★

2009.6 今回は、ヴィザブレ13巻です。 表紙はアリス!アルとの新婚感あるやり取りは中々悶えました。そして、過去話盛り沢山の下巻となり、イツメン達が如何に件の3人の影響を受けてきたかが粗方分かってきました。 あらすじ アルフレッド・ウィッテンは、偶…

ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊〈中〉感想 ★★★★

2009.2 今回は、ウィザブレ12巻です。 真昼の発案によって一時いつものメンバー達が協力し合っていたのは良かったです。そして、天樹健三、アルフレッド・ウィッテン(アル)、エリザベート・ザイン(エリザ)、そしてアリスという魔法士の始まりの鍵となる話も…

ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊〈上〉感想 ★★★★

2008.10 今回は、ヴィザブレ11巻です。 この表紙シリーズで1番好きですねー。作品の世界観とは少し離れて色鮮やかで可愛い。ファンメイの髪は青っぽい黒なのかな。 賢人会議の動きの中に、ファンメイやエド、祐一が巻き込まれていく展開になっていきました。…

ウィザーズ・ブレインⅥ 再会の天地〈下〉感想 ★★★★

2007.10 今回は、ヴィザブレ10巻です。 少しモヤっとする展開がいくつかありましたが、収まる所は収まって、また新たな関係性や物語が始まる期待を感じる回でした。 あらすじ 中央招集会議2日目。アニルとルジュナの言葉の応酬によって、次々と人々にマザー…

ウィザーズ・ブレインⅥ 再会の天地〈中〉感想 ★★★★

2007.4 今回は、ウィザブレ9巻です。 中巻ですけど、足の小指に落としたら痛い物は痛い笑。 物語の進行具合はゆったりな感じで、キャラ間のやり取りの方が重視されてたかなーと思います。これどのタイミングでアニルがマザーコア候補だと明かすかが重要そう…

ウィザーズ・ブレインⅥ 再会の天地〈上〉感想 ★★★★

2006.12 今回は、ウィザブレ8巻です。 前回は上下巻約800頁でしたが、今回は上中下と3つに分かれた為、260頁くらいと読みやすかったです。 賢人会議のシティへの宣戦布告でどうなるかと思いきや、祐一は出てないけれどほぼオールスターという感じで、いつも…

ウィザーズ・ブレインV 賢人の庭〈下〉感想 ★★★★

2005.9 今回は、ウィザブレ7巻です。 470頁という分厚さで、それぞれのキャラクターの苦悩と、そして自分の道を見つけるような巻でした。この話を以てシリーズの序章が終わったという位置付けらしいです。魔法士vs人間という構図になってしまうのかなぁ。 あ…

ウィザーズ・ブレインV 賢人の庭〈上〉感想 ★★★★

2005.5 今回は、ウィザブレ6巻です。 表紙のサクラや『幻影』No.17ことイルといった新キャラが登場しました。サクラは錬と似た能力を持っていますが、錬の裏側というキャラクター造形らしい。 あらすじ ここ数年で各地のシティでマザーコア関連の研究施設を…

ウィザーズ・ブレインⅣ 世界樹の街〈下〉感想 ★★★★

2004.1 今回は、ウィザブレ5巻です。 この辺りからナンバリングがおかしくなっていくんだなぁ…笑。19冊出てるのにナンバリングがⅨみたいな。でも、丁度10エピソード目で完結ってことになるのかな? あらすじ ファンメイを助けたフィアは、最初こそ上手くいか…

ウィザーズ・ブレインⅣ 世界樹の街〈上〉感想 ★★★★

2003.12 今回は、ウィザブレ4巻です。 初の上下巻とあって、本文は228頁と良心設計。巻末に年表や設定資料が載っていて、用語やキャラの能力等のおさらいが可能でした。錬ってカカシみたいに魔法をコピー出来るのね(オリジナルには劣る)。 錬とフィア、ヘイ…

ウィザーズ・ブレインⅢ 光使いの詩 感想 ★★★★★

2002.10 今回は、ウィザブレ3巻です。 この作品の世界観を理解し始めた3巻でしたが、家族愛と恋愛模様と抗えない戦闘とが絡んでとても良い話でした!今のところ3巻が1番好きだなぁ。 祐一が出てきてましたが、メインは表紙のディーとセラ。良い表紙じゃ。 あ…

ウィザーズ・ブレインⅡ 楽園の子供たち 感想 ★★★★

2002.1 今回は、ウィザブレ2巻です。 そう言えば前回書き忘れていましたが、このタイミングで今作を読み始めたのは、10年振りくらいの新刊が発売された為でした。wikipediaや今巻のあとがきでも筆者は遅筆と言われていましたが笑、乗るしかないこのビッグウ…

ウィザーズ・ブレイン 感想 ★★★★

2001.2 今回は、ウィザブレ1巻です。 第7回電撃ゲーム小説大賞の銀賞受賞作。応募時のタイトルは『魔法士物語』で、作者名も零一二三から変更しているみたいです。 近未来SFアクション+ボーイミーツガール+セカイ系っぽさもある感じで、1つの物語を読んだ!…