心和のラノベ感想

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ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊〈上〉感想

ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊〈上〉 2008.10

今回は、ヴィザブレ11巻です。

この表紙シリーズで1番好きですねー。作品の世界観とは少し離れて色鮮やかで可愛い。ファンメイの髪は青っぽい黒なのかな。

賢人会議の動きの中に、ファンメイやエド、祐一が巻き込まれていく展開になっていきました。個人的には、祐一とヘイズのタッグが好きでした。この2人強過ぎるあまり縁の下の力持ちパターン多いんですけどね…。

あらすじ

賢人会議は次なる同盟締結に向けて、北極にて空軍に強みのあるシティ・シンガポールとの会合を行う。シティ・ロンドンの領土内でのシンガポールの挑発的な軍事演出により、焦臭い状況となっていた。

賢人会議に対して、すげない対応のシンガポール側の大使フェイは、魔法士を嫌い、また上からは賢人会議の動向を探ると共に、必要ならば殺害の命令が下されていた。

時を同じくして、北極で調査を行うヘイズとクレアは、地下の町を見つけるがそこで町を守る任務中の祐一に出会う。二人は過去に共闘した事があるようで…。

錬とフィアは、ロンドンのエドとファンメイと再会を果たす。2人共に症状は安定し、近々シンガポール軍に攻勢をかけるという。一方、イルと月夜も調査の為に舞台上に派遣されるのだった。

感想

確かに新キャラがまたおじさんでした笑。生え抜きではないらしいシンガポールの大使のフェイ。魔法士嫌いという過去や賢人会議とどう関わっていくか今後楽しみです。サクラは短気過ぎて外交向いてないな笑。

今回は、エドとファンメイの再登場、シンガポール軍とロンドン軍の睨み合い、世界の真相に迫るアリスの出現⁈というのがメインだったかなーと思います。

世界樹の件で足止めを食らっていたエドは実戦投入が可能になったようで、ファンメイの方は、『小龍』と名付けられた黒の水のファンメイと切り離されて変容する存在を維持することで、暴走を止められるようになったようです。その名前を付けるか。

フィアと再会した時に、フィアはニューデリーの事柄を経験したことで、ファンメイから見て前と変わったと思う所は良かったです。

ファンメイvsディーでは、龍使いらしく騎士にじゃんけんの如く相性の良さで、シリーズ屈指の強さを持つ?ディーを圧倒していました。情報解体効かないのが強い。そこにセラが入って、エドも入ってみたいな戦闘でした。

そして、最後は地下の町が何らかの理由で作用して、各々が転移させられたり、I-ブレインが使用できなくなったり?という終わり方で、次回以降魔法士の誕生絡みの話が徐々に明らかになりそうです。

クレアのツンデレ良いぞー。

今回のbest words

……ホントに、全然意味なんか無いんだからね (p.224 クレア)

あとがき

ファンメイと猫の話の短編どこかに収録されないかなー。

錬とディーの関係性ってどうなんだろう?