今回は、灼眼のシャナS4巻です。
11年ぶりの新刊。Sなので、短編と掌編。本編完結後のお話中心でした。
感想
〜グラスプ〜
これ昔にカムシンが話してた?逸話ですかね。とある神童の王子が怪物に遭いフレイムヘイズとなる話。フレイムヘイズになると周囲からは忘れ去られてしまうという。最後は、人を喰う怪物を自らの手で葬るという、哀しいストーリー。
〜タンジェンシー〜
悠二、サーレ、シャナ、キアラが海水浴場に来ている話。男避け。
〜アンフィシアター〜
『無何有鏡』で[轍(ラット)]という勢力を悠二らが抑える話。ずっとそうだけど、本編後の悠二とシャナはほぼ無双状態なので、何やっても面白味には欠ける。
教授を信奉してる組織だったのは意外でした。
〜勝負服〜
御崎高校の制服がシャナの勝負服。徒も真似しているらしい。
〜クイディティ〜
悠二らが『色盗人』"踉蹌の梢"バロメッツの陰謀を阻止する話。旧世界に残った面々とも今後何かしらで繋がる道があるのかどうか。
〜着こなし〜
浴衣は動きづらいシャナ。自称レディはマージョリーさんか。
〜ローカス〜
『両界の嗣子』ユストゥスの新参の徒へのお披露目で、豪華客船ロード・オブ・ザ・シーズに乗り込むヴィルヘルミナらの話。
ユストゥスが今後どうなるかは成長次第とのこと。
今回のbest words
次からは『坂井シャナ』という名前はよせ (p.108 悠二)
あとがき
うーん、元々このシリーズ分からないことだらけでそんなに楽しめなかった口でしたが、今回の話も変わらずで、日常回っぽい毛色の話もなかったので正直微妙…。あまり深い話が出来ません!
狩人のフリアグネだって、年月もあったからか質問がパンクしていて、それだけ謎多きという象徴だなと。最早、質問内容すら理解出来ないのが大半でファンって凄いなーと他人事のように思ってました…。