心和のラノベ感想

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電波女と青春男6 感想

電波女と青春男6 2010.9

 

今回は、電波女と青春男6巻です。

文化祭回。やっちゅーに強化月間が好き過ぎるー。

あらすじ

今年の文化祭のテーマは『引力』。それぞれに配布される色々な糸と同じ模様のペアを発見すると、目玉イベントの二条オワリのコンサートでアリーナ席で観覧できるという。

丹羽真は、午前は前川さんの美術部を約束通り手伝い、午後からリュウシさんと出し物を回り多摩湖さんらのポーカーをする事となる等、順調に青春ポイントを貯めていく。しかし、会場にエリオの他に水色の粒子を振りまく男性の姿も目撃され…。

感想

お祭り気分で面白かったです。糸を結ぶ設定なんかも、みーまーを踏襲しているのが分かって良かったですね。

前半は、酔った勢いで約束した前川さん絡みの話でした。幽霊部員の前川さんら美術部は恋人のイラストを描くという出し物でしたが、絵も上手いのか。ただ、前川さんは知的というか、押しは弱そうな印象は変わらずかな。下の名前は未だ不明。

中盤の、ジャンボたこ焼きの屋台を抜けてきたリュウシさんとの交流では、多摩湖さんらがお膳立てで大活躍でした。何なら美術部にも登場してたし。

ゲームの内容は、ペアと手札を共有しつつ、何を持ってるかは明かさない上での以心伝心が試されるポーカー。負けた事で、リュウシさんの感情バレバレな質問攻めがあったり、はんぺんのようなコスプレ衣装に2人で入ることになったり。因みに、衣装は多摩湖さんと交流のある前川さん作らしい。

後は、引力が手繰り寄せたメンバーがコンサート会場に終結。メンバーは4巻参照!ってところ。真と同じ糸だったのは、ジャングルジムのおじさん(エリオにしか分からない)。

で、散々引力と言っていたものの、コンサート自体はエリオットがエリオの為に用意した舞台でした。エリオも舞台に上がり、地球人としてこれまでの行為の謝罪を辿々しく行い、歌唱。エリオットはみーまー8巻の通り探偵事務所勤務で、その時に犬好きの二条さんと面識ができたとのこと。

ただ、エリオットが急に女々さんの元を去った理由が明確には分からない為、これだけではエリオットが良い人なのか判断に迷う。会話の感じから女々さんは割り切れてそうだけど。

まぁ、今回の一件でエリオに対する蔑視が解消していくと良いですね〜。

今回のbest words

だ、だよねだよねー!リュウコさんやっちゅーになんだよね! (p.116 御船流子)

あとがき

そろそろ終わりが見えてきた今作ですが、ふと終わるのが寂しいと思えたので、何やかんやこの作品が結構好きなんだなーと感じてます。

エリオの失踪事件が明らかになって、青春女となるのか、リュウシさんルートでも良いなと思いますが…。