今回は、灼眼のシャナ7巻です。
前回の話の解決編みたいな感じでした。教授とドミノという癖の強いコンビが中々良いキャラしてたのと、珍しくフレイムヘイズ同士の共闘が見られました。
あらすじ
教授こと"探耽求究"ダンタリアンおよびドミノにより、調律が妨害されたばかりか、同じ性質を持つ者同士の転移現象に加え、人々がそれを受け入れてしまう状況となる。
シャナはマージョリー、カムシンと協力して問題に当たる中で、教授が乗る『夜会の櫃』が市内に入ることで逆転印章を発動させようとしている事に気付くのだった。
感想
吉田さんが強くなったなぁ。これに尽きる。当初の辿々しさが減ったことは勿論、ちゃんと悠二に想いを伝える所まできました。そして、今回の一件で日常からズレた事に触れたことで、シャナと同じ舞台に上がってくるという。ま、戦闘力があったりする訳ではないですが。
また、シャナとマージョリーが共にいたことで、ここに来て遂に田中、佐藤と悠二、シャナがお互いの立場を知ることに。これまで絶妙にすれ違っていたので。こうなると、ここに池の姿がないのが気になる所?
事件後は、カムシンはともかくシャナやマージョリーは街に残ることになったので、一段落という感じ。ただ、最後に出てきたマージョリーに似てるけど三つ目のベルペオルが登場したので、悠二はまた狙われる立場になりそう。
因みに、教授とドミノは生きてるっぽい。真っ逆さまに列車から落ちた事で逆に助かった的な。ミサゴの看板に自在式を組み込むとか、街の歪みを広げる逆転印章を発動させる為の2段階の仕掛けなんかは、手が込んでて面白かったです。
因みに、今回吉田さんが巻き込まれたのは偶然ではあるものの、御崎市に昔から住んでいることで、復元のイメージを齎すという役目もありました。また、カムシンはかなり古参のフレイムヘイズらしい。マキシムGみたいに巨人を使って戦ってました。
シュドナイが悠二に残した腕はマーキングみたいなもの?
今回のbest words
坂井君は、人間です (p.172 吉田)
あとがき
オガちゃんも可愛い。
ふぁみれすでお子様ランチのシャナが似合う。それと、シャナ&マージョリーの不機嫌シスターズ。