心和のラノベ感想

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学園キノ⑦ 感想

学園キノ⑦ 2021.5

 

今回は、学園キノ7巻です。

こちらも最新刊に追い付きました。ゆるキャンならぬすぐキャンということで、丸ごとキャンプ回! いつも通りのゆるさの一方、野外でのお役立ち情報まで学べるというナイスな一冊でした。飯テロでもある。入浴シーンはない。魔物?もちゃんと出てきます。

あらすじ

「みなさんにはこれからーキャンプをしてもらいます!」

茶子先生の鶴の一声から、すぐやる部の面々は平日の2泊3日、富士山の見える『ぱらぱらキャンプ場』でキャンプを行うことに。

沙羅とエリアスは茶子先生の引率である一方で、上級生の静、犬山、木乃はそれぞれの手段で現地集合し、料理を務める等の課題が与えられる。

感想

面白かったです。このメンバーで何かをやったら、何やっても見てられるという感覚にこの作品が昇華されてきた事を感じました(僕はこれをけいおん!理論と勝手に呼んでます笑)。ま、多少エリアスと沙羅のキャラの薄さは残る所ではありますが、でもエリアスは木乃クラスに大食漢なんだよなぁ実は。

それで、それぞれのキャンプ場への向かい方ですが、木乃はクロスカブという二輪を借りて下道で来てました。作者の趣味全開な感じもしますが笑、のんびり道中飲食店に寄り道しながら自力で行くっていうのは良いかも。エルメスナビが便利過ぎる。

江ノ島辺りも通ってて気持ち良さそう。バイクは危険もあるんですけどね。因みに、すぐやる部で木乃のバイク用品を、事前に買いに行ってた時が時系列的に6巻の話なのね。何にせよキャンプ用品も含めてお金は掛かる…。

そして、静は勿論バギーで来てました。ビーフシチューは美味しそうだったなぁ。そして、笑えるのが犬山ですよ。何と彼、犬だからと走って来たという笑。しかも遅刻。理由については明かされてないので、番外編に期待。気になる。というか寝たのも外…?

今回の魔物は、人ではなく群れから逸れた小鹿でした。そして巨大化。3人+少しエリアスの助けもあって、キノが両目の間を打ち抜いて撃退。

木乃の作る料理が美味しいだと…?! ちな木乃のサバイバル術はおばあちゃん譲り。

今回のbest words

じゃあ、そのときは私も一緒に行くね!だから、少し大きなテントを買ってね! (p.122 沙羅)

あとがき

筆者あとがきでは、7巻の内容は6巻に載せようとして分量が多くて断念したとか、時雨沢さんのキャンプ事情とか。

エリアスメモメモ。