心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

ソードアート・オンライン5 感想

ソードアート・オンライン5

今回はSAO5巻です。作者が暴走と称する銃の世界、ファントム・バレット編に入りました。とは言え、キリト無双は続きますし、VRMMOという世界観は変わりませんので、引き続き面白かったです。

あらすじ

SAO事件の事後処理の際に世話になった菊岡から、ゲーム内で撃たれたプレイヤーが現実で死亡する怪事件、死銃の話を聞いたキリト。半ば強引に調査という形で、キリトはガンゲイル・オンラインにログインすることに。

その世界で出会った少女シノンは、過去の自分と決別する為に戦っていた。第3回BoBという大会に出場した2人は見事決勝に駒を進めるのだった。

感想

今回のゲームGGOはゲーム内のプレイに応じて現実のお金に換金でき、プロが存在するゲームとなっています。そこで現れた、プレイヤーを死に至らしめると噂されるデスガンの登場により、SAOを彷彿とさせる緊張感のあるデスゲームが始まります。手法については今巻では明かされませんが、犯人はSAO時代のオレンジギルド、ラフィン・コフィンのメンバーであることまで判明します。

今回初出のシノンについて、過去に大切な人を守るために、相手を殺さなければいけない場面を経験している少女という設定でした。これって、SAO内のキリトと似たような境遇なんですね。こういった辺りSAO事件を上手く物語に絡めてるなぁと感じました。そして、今回は銃の世界にも関わらず、ソードで無双しちゃうキリトに愛想笑いしか出来ません笑。

作者の川原さんは、今回の設定(銃等の知識)について付け焼き刃とあとがきで書かれていますが、読む分にはそれは感じませんでした。AGI(敏捷性)やSTR(筋力)などの用語は、あまり馴染みがなかったので勉強になりました。

あとは、キリト先生リアルネカマかましてましたね笑。実際に性別がそのままアバターの性別になるとすると、女性人口減りそうですよね…。

さいごに

デスガンの目的は未だ分かりませんが、ターゲットの1人にシノンの名前がありました。キリトは、シノンを救いつつ、過去を清算出来るのか次回も楽しみです。シュピーゲルさんめっっちゃ怪しいなぁ…。

2021.12.8