今回は、SAO17アリシゼーション・アウェイクニングです。アウェイクニングは覚醒という意味なので、キリトが目覚める…かと思いきやそれは次回に持ち越しのようです。
あらすじ
米国のプレイヤー達がわんさかアンダーワールドにログインしてくる一方で、リズベットらの説得によって人界軍にもクライン、エギル、リーファ、シノン等の旧SAOメンバーに加えて、ALOの面子達も援軍に駆けつける。
各所で戦いが続く中、ベクタ陣営が出した一手は韓国や中国からのプレイヤー介入の煽動であった。追い詰められる人界軍であったが、オーシャンタートル内でも動きがあり、比嘉はキリトを目覚めさせる為に行動を起こす。
感想
今回も面白かったです。まさに、SAOシリーズの集大成といった様相を呈してきましたね。
フレニーカがひっそり出てきていたり、裏切り者の正体が分かったりしましたが、1番驚いたのはラフコフのPoHの正体ではないでしょうか。ヴァサゴってSAOサバイバーだったんだぁ、ふーんくらいに思ってたんですが。ヴァサゴは血気盛んな印象があったので策士なPoH本人なのか未だ腑に落ちない感じです。
そして、何か最近シノン可愛くないですか?ヒロインとしての格付けが上がったというか、頭角を表してきている気がします。魂甘そう。
あとは、韓国中国の日本忌避な描写は、フィクションに思えないです。正論を言っても和解の道筋がなさそうなので、これはもう残念としか言いようがないですね…。ただ救いもあって、リーファとリルピリンやイスカーンとシェータの関係性なんかは良い形だなぁと思いました。愛の力は凄い。
あとがき
アリシゼーション編は残す所あと1巻みたいです。キリトが目覚めたらどう戦況が動くのか、アンダーワールドの今後がどうなっていくかなど、どう締め括られるのか楽しみです。
2022.2.2