心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

ソードアート・オンライン3 感想

ソードアート・オンライン3

こんばんは、心和です。

日本シリーズが面白いですね。取ったり取られたりの攻防で、最後までどっちが勝つか分からないシーソーゲーム。ヤクルトが王手ですが、この後山本、宮城と来たら分かりませんし。

さて、今回はSAO3巻、フェアリィ・ダンス編です。ほぼ上下巻構成なので、今回は導入と問題提起みたいな立ち位置です。強い人はモテる。

あらすじ

SAOの世界から現実に戻ってきたキリト(桐ヶ谷和人)だったが、肝心のアスナ(結城明日奈)は眠りから覚めることはなかった。そんな中、現実のエギルから別のVRMMOゲームであるALO(アルヴヘイム・オンライン)にアスナに似た人物がいるとの情報を得て、キリトはアスナを助けにALOの世界に飛び込む。そこは、種族を選んで妖精となり、空を駆け巡って戦うというもので、そのゲームマスターこそアスナを閉じ込めた張本人であった。

感想

今巻もヒロインが新登場します、それも義妹ラノベ始め創作物でのリアル妹と義妹の違いは、合法的か否かにつきます。リアル妹が兄を好きならば、それはブラコンの類ですが、義妹であるならば、それは許された恋なのです。アニメで観てた時は、直葉が義妹ってことは気にしてなかったですが。あとは、一応ユイがサポートとしてALOにも出てきます。

今巻の冒頭で、キリトの家族事情が明かされます。父は外資系の証券マン、母はゲーム好きでコンピュータ系雑誌の編集者とあります。キリトは、母の姉の子でしたが、両親ともに事故で亡くし引き取られたとのこと。ゲーム好きは母親譲りな様子。意外と家は金持ちそうですよね。

直葉は、キリトがSAO事件に遭った頃から、キリトの事を知る為にゲームをやるようになって、気付いたら兄を好きになっていたと。それでいて、アスナを取り戻そうとする兄を後押しする訳で、何とも心が痛みます。そして、ALOの中で会った2人はお互い兄妹である事を知らないままゲームを進めていく。一旦ログアウトして直葉が作ったご飯を、代わってキリトが食べるシーンなんかは微笑ましいです、同じ屋根の下なんですけどね。

ALOの世界では、レベルという概念はありませんが、SAOの能力が一部引き継がれたため、キリト無双は続きます。ログイン2日目くらいで、ALO最強プレイヤーのユージーンも倒すくらいに。SAOでは、ゲーム内の死=現実の死であり、遠距離攻撃をさせない為に魔法禁止となっていましたが、ALOでは魔法ありな点も違いですね。

今回は、分かりやすく敵の悪役がいます。それが、須郷伸之という人物。アスナの父からの信頼も厚いが、本性は無理やりアスナとの結婚を目論む変態。そして、一部SAOユーザーを流用して、人の脳を操る研究まで企んでいると。1プレイヤーのキリトが、どうシステム管理者の敵に挑んでいくか見ものです。

さいごに

今現在、coco壱番屋でSAOのキャンペーンがやっているのをご存知でしょうか。先日僕も行ってきまして、クリアファイルを貰いました(品切れになってなくて安心しました)。そして、出てきたのが、今巻のヒロインであるリーファでした。なんたる偶然と思いつつ、映画には出てなかったんだよなぁとも思いつつ…笑。

2021.11.26