心和のラノベ感想

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灼眼のシャナⅩⅩⅠ 感想

灼眼のシャナⅩⅩⅠ 2010.11

 

今回は、灼眼のシャナ21巻です。

始まりの地にして終わりの地である御崎市での最後の戦いって何かかっこいい。またスローペースというか、[仮面舞踏会]優位は変わらないのかなーと思いつつ、ラストでの吉田さんの愛ある決断によって、引き締まってきた感じがしました。

表紙のシャナが大分近い(大きい)!

あらすじ

『無何有鏡』創造の為、御崎市に集まり来る徒たち。盟主の命により人を喰らう事はなかったが、フレイムヘイズの面々には、復讐心を捨て切れず勝手に戦闘を行う者もいた。

シャナは『大地の四神』の残り三神の協力を揺るがないものとする一方、先に御崎市へと舞い戻った悠二は、吉田にとある頼み事をするのだった…。

感想

面白い面白くないで言ったら後者寄りだけれども、結末が気になるから読んでいる、そんな感じです。とか言うとファンの人に怒られそうですが、最後の吉田さんの『ヒラルダ』の使用と、フィレスとヨーハンがどう絡んでくるかという部分で次回が気になる!という終わり方でした。

悠二が吉田さんに頼んだ事は、御崎市の調律に関わっていて、今回はそれと逆の事を行う為に協力して欲しいという事でした。愛が実らなかった事で複雑な心境の吉田さんでしたが、坂井悠二の計画ならと賛同。それに、まだ悠二の事を好きでもあるんだよね…。切ない。

カムシンの話がここで引っ掛かってくるのは良いですね。シャナと悠二、望まない事をし合ってしまうのも愛ゆえに。これは深い。悠二が手紙の事を忘れている?のは懸念点か。

御崎市に戻ってきた悠二が普通に田中&吉田さんと話しているのも地味にシュールで面白かったです。教授の説明癖も敵としては間抜け感がありました笑。

あと、ヘカテーってロリっぽいから、シュドナイと釣り合うのかは見た目上分からないですが笑、転生するとは言え儀式の犠牲となるヘカテーを送り出すシュドナイの気持ちや如何に。

戦闘狂じゃなくなって角が丸くなったマージョリーさんは可愛い。

今回のbest words

私、まだ坂井君を好きなんです (p.289 吉田)

あとがき

次回で終わりかー。長いようで短かった気もするけど、終盤は中々ごちゃごちゃしてた印象かもなぁ。

[仮面舞踏会]を倒す!ってよりかは、シャナと悠二の間がどうなるか?というエンディングになりそう。戦況としては、数で劣るフレイムヘイズ側が押されてるように見えるけども、マージョリーレベッカ等が裏で動いてそうなのでそこも期待。

吉田さん死なないでぇ…^^;