今回は、創約とある8巻です。
現実のコロナを彷彿とさせる戒厳令と、狭い戦車の中で2人のお姉さんと共に、学園都市を逃げ惑う上条!みたいな話でした。ほとんど超絶者との戦い。
あらすじ
悪女であるアンナを助けた上条は、アレイスターとキングスフォードと脳幹、ムト=テーベを始めとした『橋架結社』の超絶者、一方通行のいる統括理事会の3者を敵に回していた。反撃に出る為に、上条はアンナとアラディアと共に学区を跨いで移動していく。
『矮小液体』を受けたシュプレンゲル嬢を救出する為に、アリスの元を目指す上条であったが、超絶者たちの儀式によって召喚したクリスチャン=ローゼンクロイツは、アリスでさえも一捻りで倒してしまい…。
感想
何が何やら〜って感じでありながら、鎌池和馬さんにおんぶに抱っこで読んでました笑。シュプレンゲル嬢のSっ気と、キングスフォードの名前を出した瞬間のしゅんとなり具合が面白かったです。それから、この作品らしい語り種や、流行を取り入れる感じも健在でした。
ムト=テーベの戦いでは、幻想殺しもそこまで活躍している感じではなくて、何かスケールが初期に比べると全然違うなーと。超絶者が代替可能で、作り直せるというのも驚きでした。
CRCの復活については、超絶者たち何をやってくれたんだ…という。アリスはまだ普通に生きていると信じたいし、こいつどうやって倒すの…?ということでまた次回。今度はアレイスターたちとの共闘になるんでしょうか。
今回のbest words
……はあ、はあ。お、お姉さん、ぼく47歳の赤ちゃんです。うふふ、お姉さん、こ、子供ってどこからどうやって生まれてくるの?ぶふふう…… (p.129)
あとがき
『橋架結社』壊滅と破壊を齎す老骨の登場!ってことで理解はおけですかね…?
キャラが多くて調べないと能力忘れてしまう(汗)