心和のラノベ感想

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創約とある魔術の禁書目録5 感想

創約とある魔術の禁書目録5


今回は、創約とある5巻です。

また500頁近い分量…面白かったですけどね。何故かアリスは最初から上条への好感度MAXでせんせい呼びでした。ツクヨミコモエはノットせんせいらしい。

あらすじ

上条は自宅で目を覚ますとそこにはアリスと名乗る少女がいて…。金欠学生の上条はアリスと共に買い物に出掛けるが、そこでハンドカフスの残党を乗せた護送列車が事故を起こす。逃げ出した囚人は、楽丘豊富、花露妖宴、ベニゾメ=ゼリーフィッシュ、そしてフリルサンド#Gの姿も。

しかし、思いの外都合良く進む展開に上条は疑問を呈する。

「アリス。これは何だ?」

感想

3巻の暗部編の続き。上条が介入するとこんなに上手く事が進むんだなーと思っていましたが、真相はアリスがご都合主義よろしく上条にとって良い方良い方へと改変していた事が判明しました。でもそこで流されずに元に戻せと言える上条がまた流石なんですけどね。

アリスに関しては、前巻の最後で出てきてアンナ陣営なのかと思いきやのっけから上条にベタベタという感じで登場しましたね。冒険が好きらしい。能力を語る時に藍花悦の名前が出たのが気になるところでしたが。

今回の展開って、割と前の物語を彷彿とさせるのが多いなーと感じました。起きたらアリスがバスタブに一緒にいたというのは、新約の時もバードウェイとレッサーでそんなシーンがあった気がしますし、お金がないだとか折角買った食材が台無しになるというのも、上里の時に見たぞと。

あとは、妖宴が可愛く感じました。アリスの力が働こうが働かまいが何だかんだで上条が仲間に引き入れてしまうという。ここが浜面との違いか。過愛の復活もあって良かったです。よく考えたらこの子レベル0なんだよな…。

それから、正義は見る角度によって異なるなと。鉄装綴里もやり方はアレでも根底では暗部の殲滅があるから悪とも言い切れないだろうし。というか、鉄装綴里って超電磁砲のキャラでしたっけ?名前聞いたことあるなーとかonly my railgunのアニメーションで黄泉川先生と並走してた奴じゃね?みたいな笑。

最終的には、最大の悪の木原端数を倒していく形で話は終結した感じかな。メルザベスに頼ってレディバードが復活して端数に反撃に出るところは胸熱でした。

今回のbest words

わあっ。黒くて硬くて光っていて格好良いです!このゴキb (p.182 アリス)

あとがき

アリスの興味が上条に向いた事でアラディアから狙われることになりそうですが、これはアンナの思惑通りなのか。

そして、アレイスターと木原脳幹の反撃とは。

むきむきバーコードは悪い奴じゃなかったってことで良いんだよね??