心和のラノベ感想

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ソードアート・オンライン プログレッシブ2 感想

ソードアート・オンライン プログレッシブ2


今回は、SAOP2巻です。

《キャンペーン・クエスト》がテーマの回。こちらがメインの為、最終的には3層攻略まで進んだものの、ボスバトルはあっさりしてました。けれども370頁の物量。

あらすじ

2層を攻略した後、攻略集団はリンド率いるDKB(ドラゴンナイツ・ブリゲード)と、キバオウ率いるALS(アインクラッド解放隊)に二分される。一方、キリトはアスナと共に、エルフ戦争キャンペーン・クエストに挑むが、ベータテストの時と異なり生き残ったダークエルフ騎士のキズメルと、行動をしていくことに。

エストを進めるキリトに立ち塞がったのは、鎖頭巾のモルテという男で、半減決着モードで決闘をする事になるのだが…。

感想

今回は、黒白のコンツェルトというサブタイトルで一巻丸々。とは言え、キャンペーンクエストは、3層だけで終わりではなく9層まで続く大掛かりなもののようで、導入が主だった内容でした。

というか、プログレッシブとしては1年2ヶ月かかっての新刊で、フロアボス1個だけの前進だと、当時追ってたら発狂ものじゃない?笑

生き残ったキズメルと寝食を共にしながら、クエストを進めていた訳ですが、キズメルは単なるNPCではなくて、アリシゼーション編を彷彿とさせるAIって感じだなーと思いました。先に、ユナイタル・リングの方を読んでしまっていますが、それにも似てる。

アスナに関しては、まだあまりデレてはくれてませんが、布一枚挟んで風呂に入って鼻歌を歌っていたり、同居する際に、ここまでが境界線ね!みたいに言うのは可愛かったです。

基本的には平和に進んでいたものの、攻略集団の仲違いだったり、モルテ等の存在は今後気になりますね。特にモルテに関しては、決闘慣れしていて、半減決着モードの裏を突いて、PKされそうになったのはヒヤヒヤしました。

モルテの軽薄な喋り口調は癖になります笑。

今回のbest words

……キリト君て、そういう趣味だったの?耳フェチ? (p.25 アスナ)

あとがき

伝えられる時に伝えるべきというキズメルの言葉が、妹を亡くしているというバックグラウンドと相俟って切ない。記憶が植え付けられたものの可能性もある、というのもUWっぽさがありました。

先はまだ長いですが、初めて迎えるクリスマスはどうなるでしょうか。