電波女と青春男7 感想

電波女と青春男7 2010.12

 

今回は、電波女と青春男7巻です。

文化祭以降の分岐ルートとしてのifストーリー集といった感じでした。これナンバリングタイトルでやってしまって良いの…?と思いますが。

何かを得る為に何かを失うのであれば、現状維持が1番?と言っても、時計の針は止まってくれないのが難しい所。

感想

〜Ending No.4 丹羽さん〜

前川さんルート。冷静な前川さんとの恥じらいありのバカップルもまた一興。こうなると、真が変態っぽくなるのはいつも通り。黄鶏くん仕込み。

身長高い&コスプレ癖というマイナス要素も、これだけ可愛いシロクマならOKですねー。そして、相変わらず阻まれる前川なんとか。

〜Ending No.3 幸せのはんぶんこ〜

リュウシさんルート。大学生になった2人で、真が流子さんと呼んでいて、高校時代と逆にリュウシやっちゅーに!となってるのが微笑ましい。

最後はプロポーズまでいって、何だかんだ上手くいきそうだけれども。ただ、ここでリュウシさんルートをやってしまうと、じゃあ本編は違うの?ってなってしまう。

まぁ、前川さんルートもそうだけど、エリオと離れるルートは色んなものと疎遠となってしまう傾向があって、あまり推奨されてない気もする。いや、大体の選択ってそういうもんなんだけれど。この作品は、イトコーで終わるのかな。

〜Ending No.2 宇宙人の見守る町、の地球人〜

エリオルート? ひ孫と戯れる真おじいちゃんとエリおばさんの話。実はこれが1番平和なんじゃないかと。

エリオが普通に地球人してて、ある意味で成長して、けれども宇宙人の残り香はあまり無くてという、少し寂しさもある。

〜Bad Ending No.1 電波男

これはマジのバッドエンド。真がキャトルミューティレーションされかけて、宇宙人思想になる話。ちゃんと記憶もある分しょうがない気も…。

〜Ending No.2559 宇宙服は蚕の夢を見る〜

2559年、真の子孫?とヤシロがロケットを発射させる話。いやよく分からないんだけども笑。飛べない蚕と飽くなき宇宙への探求を持つ人間は似ているーみたいな。真は残って、エリオが時間を跳躍して宇宙に向かって戻ってくるのを待つらしい。

〜Ending No.5 女々たんと一緒〜

本当にゲームのエンディングとして用意されてそう笑。真がエリオの保護者的立ち位置だから、強ち違和感もないという。

〜Chapter7 せーしゅん女(初心者)の休日〜

エリオが携帯電話を買ってもらう話。前川さんやリュウシさんと番号を交換してと。これは普通に本編ルートっぽい?あるいは、Ending2に至る道中か。1番の無難ルート。

今回のbest words

りゅ、リュウシやっちゅーに! (p.64 御船流子)

あとがき

次回、リトルスマキンが出て来る?!

この辺りの入間さんの刊行ペース早過ぎ!