今回は、新約とある20巻です。
丁度この2018年の秋頃に3期のアニメをやってたのかと思うと懐かしいなぁ。ラノベを集め出したきっかけの1つとして、この禁書3期の内容が分かりにくくて原作読もってなったからなんだよなと。3期で扱った部分が旧約の後半だったから、大分今後のストックはたっぷりありますね笑。
舞台はイギリスでいつもの面々も出てきて良かった!
あらすじ
アレイスターのIFの形として、英国陣営を10億の数で攻め込むクロウリーズ・ハザード。コロンゾンを学園都市に封じ込めたは良いものの決定打を見つけるため、上条や一方通行、浜面らはアレイスターと共に英国に侵入する。
そんな中、英国騎士派の謀略により窮地に立たされる外様のアニェーゼらの元へ届けられた首都決戦兵装『神威混淆』。それに手を伸ばしたのはオルソラ=アクィナスで…。
感想
よく考えたらアニェーゼとかはオティヌスとの決戦の時も出てたなーと思うんですが、今回やっとしっかりステイルが出てきて良かったです。同じ言葉を繰り返す拷問係としてですが…笑。
今回は、言ってしまえばそんなに戦う理由がない中で戦わないといけない状況で、素直にローラがコロンゾンに取り憑かれていると説明して、活路を見出せば良いのになーという感じだったんですが…、うーんアレイスターが蒔いた種というか。
展開としてやりたかったのは最後のシーンだと思いますが、脇道として『神威混淆』で力を得てしまったオルソラとの戦いが今巻の中心でした。ギリシャ人が昔エジプトの文化を勝手に解釈していたみたいな話に準えてか、『神威混淆』はお互いの理解の乖離で増幅するような霊装だったと。
それから、一方通行はちゃんと勧善懲悪してたし、クリファパズル545に魔術の面で教えを乞おうとするという自らの選択をしていて存在感あったけれども、浜面は英国に来た意味あんまりないような気もする…。この後リリス絡みの何かはあるかもだけど、何か娘々やシスターを乗せてドライブしてただけじゃん笑。
というか414ページのおるそらあくぃなすさん可愛すぎでは??
今回のbest words
理解できないから、突き放すんじゃない。理解できないから、歩み寄る (p.415 上条)
あとがき
リリス生き返りましたーからの、今回でまさかのメイザースたち生きてましたーという。でも、アレイスターには科学という武器があって…という流れは面白いですね。
はいむらきよたかさんの絵柄変わった?