今回は、新約とある19巻です。
科学サイド寄りの話で、浜面の出番多めだけど一方通行や上条&アレイスターも交錯して…という形でした。前回に比べると大分話の流れは掴みやすかった印象。勢力図も様変わりしてきて、新約のラスボスも登場⁈という。
あらすじ
『窓のないビル』をコロンゾンと共に宇宙へ放った束の間の平穏。浜面は、突如としてプロセッサスーツを着せられ、別のプロセッサスーツを纏うA・O・フランキスカに追われていた。逃走の最中、リリスという赤子を拾う浜面は一方通行も事件に絡んでいることに気付く。
学園都市掌握のための『書庫』の入手を目論むコロンゾンに対して、アレイスターの取った秘策とは…。
感想
とあるシリーズらしい話の展開だったのですんなりと読めたなーという印象でした。浜面と滝壺がめちゃくちゃラブラブしておる…。
大きな事としては、アレイスターがリリスと再会するってのと、学園都市を捨てることでコロンゾンの目的を逸らすってのと、コロンゾンがローラに前々から?憑依していたということは英国がそのまま敵に回るという、今までの積み重ねを覆す話とか。
ローラもアレイスターの娘の1人っぽいので、それの奪還が今後の展開になりそうですね。まさかアレイスターと共闘して英国にかちこむ流れになるとは。下ネタも普通に使ってくるのでこれまでのイメージとのギャップが凄い。今回でコロンゾンによるインデックスの洗脳はミナのお陰で解消、フランキスカ=府蘭も無事戻せたのは良かったです。
にしても、とあるシリーズが始まった時からローラの設定って、アレイスターの娘で悪魔に取り憑かれた人物だったんですかね…。
娘のリリスと再会して、当のアレイスターが美少女になっていたというのも面白い部分でした。色々な絶望や失敗を繰り返して、それでも諦めずに進んだから今のアレイスターが報われかけているというのも良かった。
浜面はスキルアウトだから科学的な助力があって始めて前線で戦えるって感じだなー。実はアネリもヒロインしてる笑。
今回のbest words
たとえ君がどのような人間だろうが、それでもしあわせになるための努力を常に怠るな (p.319 ミナ=メイザース)
あとがき
エイワスの存在がまだよく分かってないんですが、アレイスターの強さは今回しっかり出てました。何だかんだで今回も死人は出てないと。
娘々とネフテュスはまた出番がありそう…?