心和のラノベ感想

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新約とある魔術の禁書目録22 感想

新約とある魔術の禁書目録22


今回は、新約とある22巻です。

悪魔のような520ページ笑。リバースあるのは知ってたけど22巻で収まらないという。表紙の通り浜面はコロンゾンサイドに立ってしまう展開でした。

あらすじ

アレイスターは偽の娘ローラに刺され、一方通行はクリファパズル545と戦いの準備を始め、浜面は消えたフォーチュンの復活の為立ち上がる。そして、上条はコロンゾンへと立ち向かうのだが、幻想殺しが通用せず…?!

コロンゾンはイギリス全権を乗っ取る為、スコットランドの国家の剣、即位の冠、統治の笏、スクーン石を利用しクイーンブリタニア号にて発動への座標へと向かう。

感想

コロンゾンとの最終決戦という位置付けの巻でした。それにしても、浜面や娘々ネフテュスという不確定要素たちが掻き乱したなーという印象。それでも、ガムの膨らませ方を教えるという約束を守るために、フォーチュン復活へ奔走する浜面にはちょっぴり感動しました。

にしても、イシス、オシリス、ホルスに生命の樹や邪悪の樹みたいな単語は前提知識でないと何のこっちゃになりますね…。まだ科学の話をしていてくれた方がすんなり理解できるんですが。

コロンゾンの目的は、三三三・拡散で自然の摂理を重視するというか、アレイスターや魔神みたいなずっと生き残り続けている輩を排除したいみたいな。これを聞くと、キングカズが若手の出番を奪ってる的な例が思い浮かんでくる笑。大悪魔という割には思ったほど破壊願望がないのかなとも思うけれど、少なくとも人間目線にあらずか。

結局は、総体の助けもあってコロンゾンを妖精化的に位を下げさせて、幻想殺しでフィニッシュという形でした。リリスも生存ルートで。上条は幻想殺しを失っても上条のままだったと。食蜂にとってはほんと上条はヒーローだよねと。

そして、アレイスターが名義上は死人となって、学園都市を一方通行に預けたという展開にはびっくりしました。新約はアレイスターの話でもあったんだなと。まぁ、何だかんだコロンゾンと共存して生き残ってるっぽいんですが。

一難去ってまた一難というのが禁書目録ということで、コロンゾンの脅威が去って、次はアンナ=シュプレンゲルとエイワス?が敵になるんかなぁ。

魔術って因果応報?

今回のbest words

……そこの王様モードの人、全体的に何があったか教えてほしいかも (p.210 禁書目録)

あとがき

まだまだ幻想殺しのその先は謎のままですねー。

結局、冥途帰しって何者なの?魔術師なの??