心和のラノベ感想

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妹さえいればいい。3 感想

妹さえいればいい。3


今回は、妹さえ3巻です。

いつも通りのギャグの面白さに加えて、人間関係が浮き彫りになったり進展したり明らかになったりという回でした。

感想

今回も面白かったです。特に、那由多と伊月が動物園に行くシーンが好きかな。本当にこの作品が全裸愛に包まれてる笑。それから、あっさりと伊月が京に付き合っている人がいるかLINEで聞いて、逆にツンデレっぽくなるのも面白かったですね。

4人で遊園地に行って、春斗が京の想い人が伊月ではないかと気付くシーンは切ない。また、伊月は普通に那由多の事が好きみたいですが、アプローチを受けない理由が今の自分では釣り合わないから。尤もな理由ですけど、ラブコメ的には先延ばしの良い理由でもある。そして、この発言を恐らく那由多は狸寝入りで聞いていたというのが今後どう影響するのかなぁ。

刹那と千尋は今回はバッティングしなかったものの、千尋とアシュリーの交流はありました。前回の花見での料理で千尋を気にかけて、千尋も税理士の知識を片手間に教えてもらえるとのことで、アルバイトとして会いに行く。ここで、アシュリーのズボラさが露呈する一方で、千尋が女の子である事も知られてしまう。今後アシュリーのドSがどこで炸裂するやら…。

千尋と2人で水族館へ行くシーンもありしたが、伊月の海豚Tシャツ欲しいな笑。伊月と父親(というより千尋以外の家族)は折り合いが悪そうですね。この辺りの過去話も今後に期待です。

今回も恒例となっているボードゲームだったり、京のなにやってんのよあたし!だったりも健在。今回の京は、誕生日に那由多から送られた小説の中で、セックスしまくってるというもの…。そういや、この作品普通に禁止用語多用してて自由ですよね笑。

今回のbest words

はー、おおお面白かったですねー!ガーってなってなんかすごかったのでとてもいいと思います! (p.105 可児那由多)

↑ジェットコースターに乗った後の那由多の発言ですが、はがないのマリアっぽい口調だったのでとてもいいと思います!

あとがき

次回、伊月はアニメ化作家になってしまうのか…?

番外編では、伊月の過去の失恋と現在の性格に繋がる話でした。若い頃の恋愛は年の壁がより顕著だな…と。

最近あらすじ端折っちゃってるけど良いよね…?それぞれが短編みたいに独立してる形式に近いし…。