心和のラノベ感想

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妹さえいればいい。4 感想

妹さえいればいい。4


今回は、妹さえ4巻です。

新キャラの三国山蚕が登場。伊月の『妹のすべて』のコミカライズ担当でしたが、中々の癖をお持ちのようで…。

感想

何と言っても新キャラの蚕。和風美人な大学生の一方で、無類のパンツ好き。漫画の腕は確かで伊月とは妹属性という点でも意気投合しながらも、全裸と下着の論争で関係が悪化。最終的には、圧倒的な下着愛で、伊月を屈服させました。

そして、那由多の全裸でないと小説を書けない性質に似て、蚕はパンツを被っての作業。確かに下セカの雪原の青を彷彿とさせる笑。結果的には、那由多に巻き込まれた京の全裸のお陰もあって全裸の描写も良い感じに。

コミカライズのコンペで刹那とも戦って蚕が勝った訳ですが、そろそろ千尋がぷりけつ先生とバッティングしないとスランプに入りそうですね…笑。

それと、蚕のトレードマークの頭のリボンがパンツだったというのは驚きでした。これは未使用のものだよね…?

TRPGも健在で、今回は出会った女師匠に戦いを教わりつつ、その師匠への刺客との戦闘で、生き別れた妹との再会を望む師匠を伊月が庇って死亡するというところまで。今後蘇り要素はありそうですが、何か熟れてきた感がありますね。

ぼーなすとらっくでは、春斗が買ってきた『ラノベ作家の人生』というボドゲをやる話。メンバー間で隣人部のような安心感が出てきました。こういった、このメンバー達なら何やらせても面白いという感覚は日常系には最重要な要素だと思ってます。

この話も、TRPG同様に現実のラノベレーベル絡みな話になっているのでスパイスが効いてる笑。中々に鬼畜ゲーでしたが、最後はみんなハッピーエンドで楽しそうだったので良かったです。

今回のbest words

__妹なんてろくなもんじゃない……はずなのになあ……。 (p.154 不破春斗)

あとがき

今回の挿絵は本当外で読むのに向いてない…笑。

伊月のアニメがどうなるのかはまだ先ですが、好調な伊月の落とし穴と言ったらやはり千尋絡みだと思うので、このフラグをいつ回収してしまうのか…。