心和のラノベ感想

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妹さえいればいい。8 感想

妹さえいればいい。8


今回は、妹さえ8巻です。

伊月のアニメ化の告知だったり、京と那由多と蚕のシェアハウスだったり、千尋の正体が明かされるタイミングがいよいよ迫ってきたなぁという回でした。

感想

まずは、土岐による伊月の「妹のすべて」アニメ化告知のお漏らし事件って、これほぼ実話なんですか笑。色々アニメ化の情報解禁は商売的にも意味があるようで、意外と小さいようで影響が各所に出てしまうんですねー。

これによって、土岐は頭を丸めるのに加える訳ですが、イラストレーターの干し芋を復活させたことで挽回はしたんじゃないかな。それと、スパンキング小説にぷりけつをイラストレーターに起用する際に、土岐だけが千年に一度のけつの持ち主=千尋と気付いてしまうという笑。しかも、女の子というのも。

伊月の父も、伊月のアニメ化には一応喜んでいるようで、千尋が妹であることを伊月に伝えることを打診し始めると。というか、これまで千尋が弟であるように隠してたのは、伊月のデビュー作がぶっ飛んだ妹萌え作品だったからか、確かにそうするよな…。

新刊が出た初が売れ行きをこっそり本屋で見ているシーンでは、やっぱり目に見えて紙の本が売れるのは喜びも一入なんだろうなぁと思いました。

今回のボドゲは、春斗がヤリチン王子と呼ばれる原因となった『モテねば。』という作品。ルールが分かりづらくて内容としては微妙でしたが、恋愛は理屈だけではないとは感じました。

群馬に住む蚕が東京での一人暮らしを考え、京とのルームシェアならと両親を説得して、那由多は伊月と同棲が出来ないために付いてきて実現した3人のルームシェア。家賃20万でも良い物件なんですね…。GF文庫としては、京が期待の2人の作家たちを近場に住まわせたということで、色々と便宜を図ったとのこと。京も編集者となって働いて欲しいような気もしますが、大変ですし…。

あとは、痔になった伊月が那由多と箱根温泉に行ったり、ガンプラ仲間というのもあって春斗と千尋秋葉原に行ったり。宣言を脇に置いて付き合っているものの、伊月は那由多にどうすれば追いつけるのか。ここの部分は、2人が結ばれたとは言え今後描かれるべき所ですねー。

アシュリーからマッサージ機と言われて貰ったピンクローターを、千尋が満面の笑みで悪気なく春斗に渡そうとするシーンは笑いました。

今回のbest words

萌えとは、心がぴょんぴょんするものと見つけたり。 (p.57 木曽義弘)

↑木曽さんさらっと7ヶ国語話せると書いてあったんですが…

あとがき

キャラクターの関係性が色々交差して、良い化学反応を生んでいるなと思います。

そういや、本文に出てたみみっく!偶々持ってました。17人参加とあって結構分厚い。