心和のラノベ感想

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魔法科高校の劣等生9 来訪者編〈上〉 感想

魔法科高校の劣等生9


今回は、劣等生9巻です。

来訪者編ということで、新キャラです。深雪とリーナの表紙となっていますが、この2人はやっぱり映えますね。

あらすじ

雫との交換留学でUSNAから日本にやってきたアンジェリーナ=クドウ=シールズ(通称リーナ)。達也は、事前に戦略級魔法の件で自分が探りの対象になっている事を知っていたため、このタイミングの交換留学について、焦臭さを感じていた。

そんな時、街中で連続変死事件が起きる。被害者が血液の約1割を失っていたことから、「吸血鬼事件」として広まっていくが…。

感想

今回の展開は、結構8巻の内容にリンクしてる部分も多かったなぁと思います。やはり原作を1から読んでいる方が、経緯が分かりやすい。リーナの正体がほぼバレバレなのも面白かったです。

来訪者編は上中下の3巻構成のようですが、今巻ではリーナの登場から正体までと、変死事件の発生とパラサイトが原因かという所まで話は進みました。

次回以降、隠密が苦手なリーナの派遣要因や、パラサイトという存在の目的や詳細等が明らかになっていくのかなぁと予想されます。

さらっと本文で示されていて驚いたのが、レオが強化人間みたいな話。達也も多分そうで、真夜の護衛も桜シリーズみたいな名称が付いていましたが、純粋な魔法師っていうのは意外に少ないのかなと思いました。

レオの姉も初登場だったかな、花耶さん。エリカの姉は前に出てきてたっけなぁ。何だかんだ、エリカ&レオのカップリングが進行してる気がするなぁ。

面白かったのは、幹比古がリーナからの呼ばれ方で、ミキで妥協したところと、十文字の顔アップ挿絵ですかね笑。あとは、達也の腹黒さも満開で良かったです。リーナの負傷してる肩を敢えて叩いたり。

あとがき

そういえば、帯に"一学年度の部、最終エピソード!"って書いてあってびっくりしました。でも、確かに時間的に、クリスマスや新年も越えてましたね。3年生がいなくなるのも悲しいところです…。

2022.5.17