心和のラノベ感想

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魔法科高校の劣等生26 インベージョン編 感想

魔法科高校の劣等生26


今回は、劣等生26巻です。

達也とリーナが表紙ですが、そんなにリーナは活躍してない笑。CAD調整の為に、Tシャツのみで現れたシーンは破壊力ありましたが。

それから、インベージョン編ということで、パラサイトの侵略がメインの話でした。

あらすじ

水波の為、パラサイトと成り果てた光宣に対して、十師族の面々は、包囲網を引く。一時は、水波を狙って現れた光宣を撤退させる。

USNAからも戦略級魔法師の達也の抹殺の為、レイモンドを始め、パラサイトたちによる日本への入国が開始する。

感想

挿絵の、九島烈と光宣の対峙するシーンは何か感慨深かったです。ただ、衝撃なのは烈ですら光宣を止められなかったことですね…。

途中の文章で、光宣が他のパラサイトに精神的に打ち勝って、集団の目的を達也を倒すことより水波救出を優先させた場面で、それでも光宣の潜在的な意思に打倒達也が刻まれたみたいな記述があったので、これは止まらないだろうと思いましたが…。

光宣がパラサイトになった理由ですが、自分の身体機能の正常化の為というより、水波を助ける為なのかな?だとすると、凄く主人公っぽいんですが、既に完全に悪役で取り返しのつかない所まで行ってしまったなと感じます。

今回は、各所で戦闘はあったものの、大枠ではあまり進捗の無かった巻でもあったと思いました。まぁ、一回の戦闘で決着が付いてしまっても味気ないですし、今巻で達也と光宣は戦ってませんし。

泉美&香澄vs光宣、真由美vs光宣、克人vs光宣、文弥vs光宣などありましたが、やはり克人は強かったですね。鉄壁ですし、攻撃も出来るし。真由美を抱き抱えて下りる姿も紳士的でした笑。でもあんまり好きになれないキャラなんだよな…(達也と協力が少ないから?)。

結果としては、光宣はパラサイドールを入手して、USNAからのパラサイトも味方にして、戦力を増強したということで、次回以降の反逆も怖いところです。

あとがき

達也が幹比古との特訓でパラサイトへの有効な魔法が使われるのかとか、14人目の戦略級魔法師の件とか、新ソ連と大亜連合の開戦がどう響くのか、カノープスがどうなったかとか色々気になるところです。

ブリオネイクを作ったアビーと達也の対面も実現して欲しいところ。

2022.7.14

にしても、レイモンド自身もパラサイトになってたんかいっ!