今回は、キノの旅8巻です。
エピローグは長めでした。口絵の話は良かったです。
感想
〜道の国〜
口絵①。広大な廃墟の国?
〜悪いことはできない国〜
カメラ内蔵の眼鏡が必携の国。常に監視されている為、安全。オチが面白くて、キノは国を出る時に上手く言いくるめて眼鏡を持ち帰り、次の国で転売しようとするという。
〜歴史のある国〜
ハンサムな男と師匠が、警察が腐敗した国に行く話。籠城した武勇伝的な話でありながら、やはり事実だった模様。後で石碑にポジティブに事が記されていたものの、足を怪我した人が多かったみたいですし。
〜愛のある話〜
飢餓難民と近隣の国の話。話がズレてる感もあり、貧富の差で立場が変わるなーと。
〜ラジオな国〜
キノが本当の旅人であったかどうか、ラジオで議論している様子の話。検討外れの意見は態と?
〜救われた国〜
挿絵多め。色々な問題で崩壊しかけていた国を、1人の宣教師が救ったという。しかし、その宣教師は実はただの旅人であり、適当に言った事が偶々国を救う結果になっただけで。
実は救われたのは国ではなく、その居場所を得られたその旅人の方だったと。
〜船の国〜
シズ方面の話かと思いきや、途中でキノと交差する長めの話。再びキノの勝利。
またシズのお節介が悪い方に傾きかけてました。王家育ちなのに庶民派なのは良いですけど笑。出会った孤児で無口少女ティーに殺されかけながらも、最終的にはシズはティーを仲間にしたっぽい?
今回のbest words
わたしにもどるところなんてない! (p.216 ティー)
あとがき
筆者あとがきは今回もトリッキーでした笑。野崎まど劇場でも似たようなの見たけど、凝ってます。