今回は、ブギーポップ9巻です。
分かりづらかったというのが第一印象。とりあえず、イナズマがリィ舞阪に一矢報いた話って感じかなぁ。
あらすじ
亨を助けた事で重傷を負った正樹。そして、ベッドサイドで看病する織機。フォルテッシモは、弘と顕子に変装したパールと共に行動し、本物の顕子は卵型ゲーム機の中に入ったエンブリオと行動。
健太郎に唆された亨は、再びフォルテッシモとの決闘を決意する。舞台はスフィアというショッピングモール、辺りは炎を纏いながら…。
感想
正直、序文で書いた以上の感想はないんですが、一応亨が読者目線ではサムライというか男に見えたなーと思いました。負けると分かっていても再戦を挑んだり、自分の不甲斐なさで怪我をさせた正樹に誠意を見せたというか。
と言っても、結果は亨が勝ったといっても過言ではなかった訳ですが。炎を周りに配置したことで、空間に干渉する能力を妨げた?みたいなことらしいですが、それもよく分からないです笑。
ただ、トドメは刺してなくてフォルテッシモは生きているという。分からないで言えば、口絵のたまごっちの数字の羅列もそうですし、瀬川風見ことスワロゥバードもどういう役どころかあやふやだし、そもそものエンブリオ自体も判然としなかったなー。
因みに、正樹は顕子が発現しかけた能力を亨が応用?して、何とか一命を取り留めたっぽいですね。
そして最終的には、弘の能力が無意識にこの事件を捏ち上げたという話らしく、姉を助ける以外の事は埋め合わせみたいなことらしい。そうなると、1番やばい能力な気もしますが、自分の運命を思い通りにするという訳ではないとのこと。
ブギーポップは嘘付かない(嘘)
今回のbest words
人は皆、生きるだけの価値があることを探すために生きているのさ (p.119 ブギーポップ)
あとがき
エンブリオ炎生って、えんせいって読むと思いきや、えんじょうなのね。
最近、才能とか努力が次に受け継がれるって話がよく出てくるようになって気がするけれども、これも今生きる意味的な話なのかなぁ。