今回は、エロマンガ先生4巻です。
正宗がエルフ、そしてムラマサと戦った2、3巻を経て4巻では紗霧の方が当事者となる展開になりました。そして、エロマンガ先生誕生秘話も…。
あらすじ
紗霧に対し、エロマンガ先生の偽物と宣うエロマンガ先生グレート。なんと、エロマンガ先生に初代がいたらしく…。
エルフに連れられて正宗と紗霧が出会ったのは、エルフのイラストレーターであるアメリア・アルメリア(アルミ)であった。アルミは、紗霧にとっての姉弟子だと明かし、エロマンガ先生の名をかけて、マスク剥ぎデスマッチが行われることに。
感想
今回の新キャラは、エルフのイラストレーターであるアルミ。エルフの年齢に近い?少女で、紗霧のライバル的立ち位置として登場しました。しかも、紗霧と同じ師を持つ、というか、その師匠こそが初代エロマンガ先生であり、そして紗霧の母のようです。
確かに、紗霧にえっちな服を買い与えていたという伏線はありましたけれど笑。なので、エロマンガ先生というPNは、紗霧が付けたものではなく、イコール紗霧はえっちではないという論法みたいですね。
初回は完敗した紗霧でしたが、正宗に抱きつくことで、一応奥義を修得してデスマッチで勝利、けれども素顔を公開したアルミが逆に人気に火がついて、配信で圧倒的に差をつけられるという結果に。
それでも、このデスマッチのお陰で正宗の小説は重版がかかるようになって、コミカライズも決定。2人の物語を穢されると思った紗霧は反対するも、適任なアルミに任せることで万事解決という。紗霧に良き競争相手が出来たなという感じですね。
面白いのが、事件の影にはやっぱりエルフということで笑、アルミの敵対の理由が初代云々よりも、エルフがエロマンガ先生に傾倒した2巻の件が発端になっていたことです。しかも、エルフ本人は寧ろ和泉兄妹をピンチに陥れて、成長を促そうとしていたと開き直るもんですから、肝が強いというか何というか。
あとは、紗霧母も「そんな名前の人は知りません!」って言ってたっぽいですね笑。蛙の子は蛙ですかね。
今回のbest words
エロマンガ光線だ! (p.29)
あとがき
今回は順風満帆な回でした。正宗は遂に智恵に褒められてましたし、エロマンガ先生にとっても、良い成長の機会で、しかもライバルも出て来た訳ですし。
紗霧の誕生日(12/10)祝いもありましたが、次回はクリスマスにかかってきそうですね!