今回は、エロマンガ先生2巻です。
表紙はエルフなんですが、新キャラの千寿ムラマサが登場しました。
あらすじ
妹小説にシフトした正宗は、紗霧のイラストの力を借りながら着実に執筆を進めていく。そんな時に、エロマンガ先生は実物を見ないと絵を書けないとのことで、エルフやめぐみを巻き込みながら、企画書も練っていく。
いざ出版社への持ち込みを決意した正宗は、編集者に会うも、またしてもムラマサ先生に出版枠を取られたという非情な宣告を受けるのだった。
しかし、天下一武闘会という短編小説の読者投票によって出版のチャンスが到来。そこで、またもやムラマサの邪魔が入り…。
感想
今回もとても面白かったです。早く次読みたくなる感覚が本当に大事だなぁと感じます。また、エルフのキャラがウザいというより、丁度良いというか寧ろ可愛く感じてきました笑。
2巻のメインは、新キャラのムラマサの登場でした。正宗<エルフ<<<<ムラマサという、とんでもない差がある作家であり、先輩であり年齢的には正宗より若いという。大和撫子然としながらも、始めは敵対的。1000万部越えの作者でありながら、印税や名声には無頓着で、只管自分の面白いを追求する孤高の小説家。
実は正宗の大ファンで、正宗の邪魔をする理由が正宗のバトルものが好きなのに、別のジャンルに行こうとしているからというもの(エルフは正宗の作品をつまらないと一蹴していましたが…)。そして、正宗が紗霧にしたように、正宗に対して、ラブレター紛いの小説を執筆。断られ方も一緒なのが面白いですね。
結局、天下一武闘会はムラマサの失格の繰り上げで正宗が勝利。ラストで『世界で一番可愛い妹』というタイトルを持ってくる演出が鳥肌立ちました。
しかも、紗霧も今回息絶え絶えになりながら自分の部屋から出てきてましたし、何かジーンとくるものがありましたね。にしても、エルフと紗霧の関係性が、桐乃と黒猫を見ているかのようで微笑ましい。
それから、めぐみんをラノベの沼に嵌めようとする智恵も面白かったです。Hyper Hybrid Organizationは持ってるので、読んでみたいですね。高畑さん作品は、まだタイム・リープしか読めてない…。
エルフのパンツ見せの挿絵がエロ可愛いすぎる件について。
あとがき
次回がどういう展開になっていくのか読めないですが、1巻2巻とめちゃくちゃ面白いので楽しみですねー。タイトルのせいで手に取りづらいとかだったら本当勿体ないですよ!