今回は、エロマンガ先生1巻です。
俺妹の伏見つかささんの新作ですね。一応、俺妹は13巻までは読んでいて、好きな作品だったので気にはなっていたのですが、今月にエロマンガ先生の最終巻が出るとのことで、読むなら今だなと思って今回読み始めました。
あらすじ
高校1年生の和泉正宗は、新人賞を獲得してから細々とラノベ作家をしていた。正宗には、中学1年の義妹である紗霧がおり、訳あって2人で暮らしている。
紗霧は、自分の部屋に引きこもっていて学校も不登校なのだが、ひょんなことから紗霧の正体が正宗の書くラノベのイラストレーター、エロマンガ先生である事が発覚し…。
感想
めっちゃ面白かったです。俺妹を読んでいた時のドタバタ感とかテンポの良さと面白さを思い出しました。ラブコメってのはこうじゃなきゃな、と。
まず、出て来るキャラがみんな濃いですよね笑。山田エルフは、中2でありながら正宗を優に越える人気ラノベ作家で厨二病で高飛車、神野めぐみは、紗霧を学校に連れて来ようとする陽キャ委員長ですが、おちん○んとか普通に言っちゃうという笑。
1巻の内容としては、エルフが偶々隣に越してきて、エロマンガ先生を懸けて小説バトルをしていく中で、すれ違いもありながら正宗と紗霧の仲が深まっていくという感じ。そして、正宗にエロマンガ先生と共にアニメ化を目指すという目標が出来ると。
にしても、思っていた以上に正宗がシスコンというか、妹ラブなのが笑えます。思い返すと、俺妹の京介に重なる部分もありますね、妹に振り回されながら奮闘するとことか、開けた扉にぶつけられるとことか笑。
あとがき
紗霧が言った"今回も"の意味や、紗霧が引きこもりになった経緯や、両親のことなども気にはなりますが、正直そういう事情抜きにして楽しめました。
本当、キャラ同士の掛け合いが最高でした。
正宗が速筆だったのは知らなかったなぁ。それと、エロマンガ先生のネーミングを島から取ってるってのは本当なんでしょうか…。