今回は、がのラブ5巻です。
前回まででヒロインを一通り終えて、今巻では牡丹とそして男爵の婚活が描かれました。
あらすじ
「男爵と牡丹の縁を、結んでくれないか?」
牡丹への恋煩いから漫画に集中できない男爵。頭を悩ませた編集長は、縁太郎に2人の架け橋になるように依頼する。
不器用な男爵であったが、牡丹と交換日記形式での漫画を描いていくことで、お互いの気持ちに整理が付いていく。最終的に牡丹が出した答えとは__。
感想
表紙が牡丹とのまひるの2人ですね。今までない形なんですが、読み終えて意味を考えてみると、この2人は方法は違えど幸せを掴んだ面々なんですよね。
まひるの方は、阿笠との恋も順調に進みました。何となく、阿笠の店で2人で切り盛りしている様子が目に浮かびます。
そして、今回の牡丹の決断。これには少し驚きました。結婚事務所に在籍しながら、婚活をしていく中で結婚をしないという選択肢が自分にとって一番幸せだと気付くパターンもあるんだなと。
でも、縁太郎への恋愛が成就していたらどうなっていたんだろう…?
ただまぁ何となく、今は同じ漫画家として男爵と共に切磋琢磨していくんでしょうけど、途中で気が変わって結婚するっていう未来もあるんだろうなと思いました。焦って結婚する必要はないと。逆に、友達以上恋人未満的な関係性でいく可能性もあるんでしょうか。
そして、牡丹と男爵の交換日記漫画。男爵の本名からリア充嫌いになった原因も判明しました。この創作の中で、現実とリンクする手法って一石二鳥なんですよね。少し、弱キャラ友崎くんの菊池さんの創作話のことを思い出しました。
過去の話も、創作話に紛れ込ませることで説明っぽくならないのが良いのかなと思います。担当編集の岩浅さんの案だったりするのかな?
あとがき
次回最終巻みたいですね。まだまだやる事が色々あってあと1巻で纏まるのか少し不安なところです。
次はようやく結衣パパが出てきそうですね。これは黒峰さんどうしたものか…。
2022.4.20