今回は、がのラブ6巻です。
遂にきてしまった最終巻…。帯の「そして、縁は結ばれる」というメッセージ。これで、縁太郎と結衣のカップルをほぼ確信している訳ですが、ラスボスの結衣パパ登場で波乱の予感！
あらすじ
「相手を幸せにできなければ、結婚してはいけない。」仲人として生きてきた縁太郎はそんな思いから、結衣ともカレンとも結婚はできないと強情になっていた。
迎えた白城結婚相談所のクリスマス会にて、結衣から想いをぶつけられた縁太郎は、遂に結衣との縁が結ばれる。しかし、結衣の父による結婚反対という次なる試練が待ち受ける。そこで、縁太郎は結衣とともに結衣の母の元に訪れ…。
感想
大団円！ハッピーエンド！！ありがとうございます！！！結婚が前提のラブコメというシリーズを好きになって良かったと思いました。
高校生のラブコメものが多い中で、婚活ラブコメという思い切ったテーマで始まった今作ですが、ヒロイン全員を幸せの形に持っていくというのは、学生のラブコメでは出来ないものですよね。
パリピ坊主ちゃっかりしてるのが面白い。結衣を狙いつつ、途中でカレンに乗り換えて、しっかり振り向かせてしまうという。そして、実は金持ちでもあって、そういう面でも初期のカレンの望みに合致している。不釣り合い感なく、全てのピースがハマった感覚になります。
破れ鍋に綴じ蓋なんて言葉がありますが、正に婚活というのは互いの相性を噛み合わせていくものなんだなと思いました。
僕は結衣推しなので、寝坊とか飛行機の時とか、とにかく可愛いしかなかったですね。「信号が青に変わって、後続車にクラクションを鳴らされるまで＿二人は長いキスをする。」けしからんけど良いシーン^ ^
縁太郎は連合会の会長になっただけでなく、結衣に加えて水無月財閥という最強のバックアップを手にして本当に罪な男だ……。
あとがき
シリーズ通して満足の作品でした。特に2巻からの、キャラの掘り下げでどんどん物語に引き込まれていった印象でした。
栗ノ原さん結局、シリーズ中に結婚出来なかったようですが…応援しております！
2022.4.28
