心和のラノベ感想

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アクセル・ワールド26 -裂天の征服者- 感想

アクセル・ワールド26 2022.3

 

今回は、AW26巻です。

オシラトリのメンバーとリアルで対面したり、シリーズ屈指の謎だった黒雪姫姉妹のリアルネームが判明したりしつつ、最後には謎の来訪者があったりと、まだまだ続いていきそうな気配と共に、終わりも見え始めているのかなーと思いました。

次で現状の最新刊に追い付いてしまいますが、やはり面白い気持ちと寂しい気持ちが同居している…。

あらすじ

仲間の窮地を救う為、ホワイト・コスモスに傅く事となったハルユキ。無制限中立フィールドにはテスカトリポカが依然として存在し、エネミー狩りが出来ない状況となり、王以外の中小レギオンでは不満が噴出していた。

白レギオンからの呼び出しがかかり、若宮恵と越賀莟とエテルナ女学院へと向かうハルユキ。《七連矮星》の面々のリアルが自分達と何ら変わらない事に動揺しつつも、通過儀礼として超級エネミー討伐の試練に挑むのだが…。

感想

遂に、遂に黒雪姫のリアルネームが判明しました!1巻の頃にハルユキだけは聞いていて、勿論楓子や謡らも知っていたとは思いますが、読者としては10年以上現実時間で待ち惚けを食らっていた訳です。

その名前は、黒羽早雪。黒雪姫子かと思ってた…笑。姉は黒羽苑珠ですって。木本とか草本とか決まりがあるらしいですが、とりあえずは名前を知れて良かったです。メインヒロインの名前をここまで引っ張る作品は初めてでした笑。

それで、今回の内容ですが、ほとんどが白レギオンとの交流絡みでした。当然、ハルユキが白レギオンに移籍する事になったので、ネガビュメンバー達への状況説明なんかもありました。

白レギオンのメンバーは、エテ…ルナ女に加えて近隣校の面々が入っているので、M型アバターも存在している一方、今回はバイスとコスモスのリアルは不在でした。

訓練と騙って、キャバリアーに殺されかける一面も。まぁ、コスモスの指示では無いとは言え、ハルユキがスパイとして潜り込んだ可能性もあるので、側近としての対応としては間違っていないとも言えるのかなって感じか。

メタトロンの助けによって難を逃れましたが、巫祖公主バリが出て来たりと、四聖とかのビーイングとの交流も今後楽しみな所です。

黒雪姫関連では、恵の計らいによってハルユキとリアルで会い、冒頭に書いた通り名前が出て来たのに加えて、今回でキスまでいったので、恋愛においてはかなり進みました。寧ろ、綸さん始め増えすぎたヒロイン達にどう報告するか…。

そして物語は、中小レギオン達の合同軍《エクセルキトゥス》発足と、テスカトリポカに惨敗、テスカトリポカ内のポータルからDD(ドレッド・ドライブ2047)から来訪者が…という展開になりました。

テスカトリポカ内のポータルについては、確かに帝城に繋がってたら面白い!と思っていましたが、まさか逆だったとは。そして、ハルユキが4つ目の世界を見た描写が前にありましたが、DDというものがあるのね…。

しかし、すわ未来から来ているという話かと思ったけど、ハルユキの現実の時間が2047年だからそういう訳ではないっぽい。とは言っても、別のゲームからの来訪者となると、惑星間戦争のような体を成してきたな…。

シスル・ポーキュパインって何か口遊みたくなる名前で好き。あと、無制限中立フィールドにおける観光名所は何があるかワクワクもするなぁ。

何となくホワイト・コスモスが悪い人じゃなく思えてきているのは何でだろう…?DDに抗っていたとかなのか。

今回のbest words

ふふ、ありがとう。いまは私も気に入っているよ、キミの名前と一文字共通しているしな (p.260 黒雪姫)

あとがき

まだSAOの方が作品としては好きですが、AWも負けず劣らず面白いですね!

前に体操選手が怪我したシーンがありましたが、あれ映画に引っかかってるのか。