心和のラノベ感想

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アクセル・ワールド24 -青華の剣仙- 感想

アクセル・ワールド24 2019.8

 

今回は、AW24巻です。

ハルユキの修行が主な内容でしたが、まさか過去のプレイヤーまで出て来るとは…。そして、相変わらずの女性比率の高さでした笑。

あらすじ

戦いの極限状態の中でハルユキに囁きかけた《オメガ流合切剣》の使い手セントレア・セントリー。インティ攻略作戦に向けて剣技に磨きをかける為、無制限中立フィールドへと向かったハルユキは、時を忘れる程の剣の素振りの末に交信に成功する。

セントリーは、災禍の鎧の3代目のF型アバターであった。当然ポイントを全損しBB関連の記憶を失っていたが、リアルの鈴川瀬利に突撃し事情を説明すると、何らかの作用によってBBに復帰、加速世界での約4ヶ月ハルユキの師匠となるのだった。

感想

恵に続いてのポイント全損者のBB復帰を果たすプレイヤーの登場でした。何らかの理由があるようですが、共通点は花に関する名前って事くらい?

そんな訳で、黒雪姫、レイカーに続いての師匠でのじゃ口調の年上のお姉さんが出て来ました。いきなり直結を求めたハルユキの通報ギリギリの訴えもあり、そのままハルユキの家に泊まりに来るというスピーディーさもあり。

前半は、繋ぎの内容といった感じで、目覚めた恵とミレディーは、リアルPKに注意しながら、ネガビュ以外の中小レギオンに身を隠すという話や、七王会議でインティと白レギオンどっちを先に攻めるかで揉めてたりという所。

白レギオンの脱退にも、断罪の一撃を考えると易々と事は運ばないという面倒さがありますね。それと、まだミレディーも語ってくれてない事も多そう。白レギオンへの攻めは、王の無限EK脱出後の方が良さそうに思う一方、罠がありそうという主張も分かる。実際に、あった訳ですし…。

後半は大体ハルユキの修行でした。こういう時に加速世界が優秀なんだよなぁ。瀬利を自宅に迎え入れた時に、サプライズでチユリ達がパーティの準備をしてたのは笑いました。綸さんの夜討ちも大胆でした笑。

辛くもセントリーの剣技を多少身に付けたハルユキが、連合軍やベルの助けを借りながらインティを切る事に成功した訳ですが、それが終わりの始まりだったという事で次回に続く。

というのも、インティの中から第2形態?としてテスカトリポカという巨人が誕生し、狙い澄ましたようにコスモスと《七連矮星》第1位キャバリアーが現れた為。喜びも束の間、絶望が続くようですが、1人くらい囚われの王達が生き残って欲しいところ…。

今回のbest words

…………グラブジャムンって何ですか? (p.132 ハルユキ)

あとがき

本当に1年1冊ペースになって来てるな…。次回で白レギオンと決着します?

膝枕する謡が可愛かった。レイカー師匠の子守唄も聴きたい。