心和のラノベ感想

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アクセル・ワールド22 -絶焔の太陽神- 感想

アクセル・ワールド22 2017.11

 

今回は、AW22巻です。

現実世界でのまったり回、とはならず相変わらずBBでの殺伐とした戦いでした笑。

あらすじ

無制限中立フィールドへメタトロンに呼ばれたハルユキは、その要請に応えると、そこには《四聖》の一柱アマテラスと出会う。そして、そこには《七連矮星》第3位ローズ・ミレディーの姿もあった。

七王会議にて、ショコによるリプレイカードの開示が行われた。それにより、アイボリー・タワーがブラック・バイスであり、オシラトリが加速研究会の隠れ蓑である事が周知の事実となった。しかし、その場に現れたウルフラム・サーベラスは、オラクルの魂を携え、舞台を無制限中立フィールドへと書き換えてしまうのだった!

感想

序盤はまったり、後半は激しいバトル開幕!といった感じでした。

ハルユキがメタトロンを通じてハイエスト・レベルへと到れるのと同様に、ローズもアマテラスを介してその場に現れられたというのはまず驚きでした。

加えて、ローズもオラクルと同じくサフランを親としていたという事実にもびっくりでした。昔は子を何人でも作れたらしいってのは、一夫多妻制みたいだな…なんて。

ローズがハルユキに会いに来た理由は、サフラン全損の理由を聞きに来たからであり、ローズが白の王を裏切る可能性が出て来たのは良いニュースだったかなと。ただ、白レギオンの面々がコスモスに従う理由が何かしらあるとされているので、そこが引っかかる部分です。

あとは、メタトロンの回復に当たって、楓子の楓風庵が選ばれたのは何となく予想が付きましたねー。そもそも飛行アバターが居ないBBではかなり良い立地ですし。

そして、七王会議の方はすんなりと加速研究会と白レギオンの関連性が周知のものとなりました。別に、ショコが頑張って証拠を提出しなくても良くない?と思いましたが。

バイスは特に弁明する事なく、いきなりの戦闘開始と相なった訳ですが、ここで再び無制限中立フィールド化での開戦となりました。恵の安否不明はそのままでありながら、まさかのサーベラスに能力を移植させていたとは。何でもありやな…。

結果としては、七王というか現在では五王が、バイスの拘束技+使役された太陽神インティの無限EKに嵌められる形となり、ハルユキ達がポータルから脱してケーブルを抜く事で、辛うじて連鎖は止めたものの、黒雪姫らが無制限中立フィールドにダイブ出来なくなってしまうという感じでした。

白レギオンを攻める口実は整ったものの、まずはインティをどうにかしないとという事で、次回どう解決していくか楽しみです。

今回のbest words

……頼む……今夜は、私と一緒にいてくれないか (p.272 黒雪姫)

あとがき

緑の王って何歳なんですかね…。

黄の王はニコの事好きだったのかな笑。好きな子ほどちょっかい出したくなる的な。