今回は、AW16巻です。
ISSキット編が完結という事でしたが、現実時間では10分足らずの出来事という笑。一段落着いたとは言え、加速研究会の企みは潰えた訳ではないという感じでした。
メタトロンさん2巻連続の表紙!最早ヒロイン。
あらすじ
ISSキットに溜められた憎悪を受けて誕生した《災禍の鎧》マークⅡ(マークⅠはハルユキにも受け継がれたもの)。早々に退却したバイスとアルゴンを尻目に、凶悪な力に苦戦する面々であったが、メタトロンが力を発揮する。
メタトロンの消滅と共に、ニコの強化外装4つの内3つを取り返す事に成功するが、そこで無慈悲にもサーベラスの回線が切断され、取り逃がしてしまう。とは言え、ISSキットの脅威を拭い去る事に成功し、再び文化祭の喧騒へと身を窶すのだが…。
感想
長らく続いた戦いの末、ようやく一応の平穏を取り戻した、という形でした。そして、加速研究会の会長が予想通り白の王である事も示唆されました。黒雪姫はそれを知っていた節があったのが気になる所ではありました。
また、ニコの奪われた外装についても、1つを残すというある意味禍根を残す結果だったので、まだ今後加速研究会絡みの戦いは続きそうです。
メタトロンに関しては、一時は消滅したもののまだハルユキの意識には残っていたようなので、愛着が出て来た分一安心でした。パルテナ様というよりかは、SAOのアリスのような気高さを持ちながら、何かデレる感じが可愛いと言って良いのか分かりませんが笑、良かったです。にしても、ハルユキが全然「様」を付けて呼ばないんだよなぁ。
エネミーが意思を持つというのは、SAOの方でも取り沙汰される話題ではありましたが、重要な意味を持ちそうな感じもします。
それから、BBことブレインバーストの他に、AA(アクセルアサルト2038)、CC(コスモスコラプト2040)という今は無き世界についての示唆もありました。緑の王が前に話していた事ですが、啀み合うまたは平和過ぎるというのも、長続きしないものなんだなぁと感じました。
あとは、帝城に安置されている揺光の重要さの話も出てましたが、メタトロンも加えてこの世界の謎に迫るという展開も今後面白そうだなーとも思いました。
チユリと黒雪姫のS(セクシー)衣装を回収したのTHX!
今回のbest words
この…………無礼者‼︎ (p.275 メタトロン)
あとがき
そう言えば、マゼンタ・シザーは小田切累、ミャアことパドさんは掛居美早というリアルネームが判明しました。サッちんこと黒雪姫先輩は…。
時間大事。