今回は、AW19巻です。
謎を残したままあっさりと帝城遠征は終わり、対白レギオンへネガビュのメンバーが加速度的に増えていくという回でした。
あらすじ
帝城内で、グラファイト・エッジからこれまでの境遇やBBの原点の話を聞くハルユキと楓子。再び黒雪姫を伴ってTFLへと至る事を決意し、帝城を脱出する。
ニコとパドさんは、プロミとネガビュの合併を企て、三獣士の残り2人に思いを打ち明ける。一方、元プチ・パケの志帆子はマゼンタの勧誘に動いていた。
感想
グラフがネガビュに戻ってくれなかったのは残念だった一方で、加速研究会を打倒するためにネガビュにかなりの人数が揃ったのは凄かったです。そして、タクムの言う通り男女比がおかしい笑(ハルユキの家に10人の女性陣が集結するなど)。
帝城でのグラフの説明では、第3の心意技で無限EKを脱したとか、帝城の製作者とエネミーの配置をした人物は別だとか、システムの根幹に関わりそうな話がいくつか出ていたものの、はっきりと分かった事は少ないという感じでした。
タクムのように頭の切れる人がいれば、もう少し突っ込んだ質問とかも出来ていたのかも知れませんが、オリジネーターであるとされるグラフが情報を小出しにしている感も否めないといった様子。
あれだけ苦労して帝城に入って、やっぱり黒雪姫いないとあんまし意味ないじゃん!って気もするものの、一つの収穫としてリードも一緒に出て来たっぽいんですよね。そもそも何で帝城にいたのかとか、その後は言及が無かったものの、神器持ちのリードが戦線に加わればかなり心強いかなと思います。
そして、プロミとの合併について。これは、ある程度レッド・ライダーの件があるので内部での反発も起こりそうですが、上手くいけば一気にメンバーが増えて、オシラトリへの強力な一手になりそうです。
名前とかどうなるかも気になるのと、今後こじんまりとした描写が難しくなりそうな所もどう描かれていくか。
臨時で綸を始め、ウータンやグラブも協力してくれそうで、こっちのリアルも女だったりして…というのも楽しみですが、小田切さんの加入も嬉しい話題でした。
アボカドと共に病気持ちのようですが、ISSキットの件も彼女なりの理由があって行なった事というのが分かったのも良かったです。ミステリアスではありますが、悪い人ではなさそう。
おれ、落ちる!
そういや、生徒会選挙に出る事を決めたハルユキだけど、4人目が誰になるかも一応気にかけておかねば。それと、ハルユキママのイラスト初出?
今回のbest words
な、何のまねですかしもべ!しもべがそんな不埒な行いをしていいと思っているのですかしもべ! (p.156 メタトロン)
メタちゃんorトロンちゃん可愛い。SAOのアリスと目的が似ているなぁ。
あとがき
BBはゲームであってゲームではないらしい(どこかで聞いたセリフ)。
筆者あとがきでも出てましたが、気付けばもう20巻か!
おにぎりには、からあげなの。