心和のラノベ感想

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アクセル・ワールド14 -激光の大天使- 感想

アクセル・ワールド14 2013.6

 

今回は、AW14巻です。

ほぼずっと加速世界で、カレンの帝城からの救出とメタトロン戦と忙しいけれども、現実では数分の出来事という濃密さでした。

表紙はパドさんですかね。遂にレベル6の謎が明らかに!

あらすじ

ISSキットに苦しむ綸を救う為、ネガビュの面々にニコやパドさんを加えて、まずはアクア・カレントの救出作戦を開始する。セイリュウの激しい攻撃から辛くも逃げつつ、想定外の2つ目のレベルドレインも、身を挺したパドさんの活躍により成功を収める。

イカーの家である楓風庵で休んだ後、ISSキット本部を目指しミッドタウンを訪れると、そこにはアボカドの他、マゼンタやISSキットに呑まれたアバター達が待ち受けていた。

感想

今回は、単純にカレン救出とメタトロン戦という2つでした。まぁ、また次回に続くという展開になるのですが…。

帝城のセイリュウ戦では、やはりかなりの強さで、シリーズも14巻まで来たものの、四神を倒すなんて展開が本当に来るの?というレベルでした。ただ、今回はカレンの救出が目的なので、真っ向から戦う必要はないのですが。

それでも、辛くも逃げ切ったという表現が正しかったと思います。まぁ、ポイントを吸われたパドさんがチユリのシトロン・コールで元に戻ったのは強過ぎですね笑。

で、ここでようやく伏線の回収と相なったのが、何故パドさんがレベルを上げないのかという理由が、カレンを救う際にレベルドレインされても耐え切れる量のポイントを温存しておく為だったという事。

しかも、パドさんの親がカレンだというのもサラッと明かされましたが、リアルの接点が分からない分びっくりでした。カレンを救出し、ベルにポイントを戻してもらった結果、レベル8まで到達してたので、どんだけ貯めてたんだ!という。

因みに、GGOではステ振りで悲劇を生んだりしてましたが、上手くレベルドレインを受けて仕舞えばやり直せるという話もあるらしい。でも、ポイント貯め大変そうなのでオススメは出来んよな…。

次にメタトロン戦ですが、その前にマゼンタの待ち伏せがありました。これが出来た理由は、アボカド・アボイダの体内にいると時間を感じなくなるから、らしい。アボカド自体はかなり待ちぼうけてたんだろうな…笑。

まぁ、何やかんやメタトロンが乱入してきて共闘することになって、メタトロンを操る王冠部分を破壊した事で、第一段階は突破する事に成功するも、そこでアルゴンの攻撃が入り、ニコがバイスに連れ去られる!という所で引きでした。

元々、バイスはニコをこの場に誘き寄せるのが目的だった節があって、その理由は気になります。また、前にハルユキがニコを守る!と言った側からこういう展開になって、熱いですねぇ。にしても、結局アルゴンに襲撃バレてる笑。

メタトロンは気まぐれなようで、今度はハルユキに力を分け与えてくれるっぽい。遂に本部へと足を踏み入れそうで、次回が楽しみです。

金持ちのバーストリンカー普通にいそうだけど…。

今回のbest words

……過去があるからこそ、今がある…… (p.177 カレン)

あとがき

レベル7でまた戦おうぜ!のハルユキとパイルだけれども、何か嫌な予感しますね…。タクムの成長や見せ場があまりないというか…。

楓風庵の食料が知らぬ間に減ってた話は何かの伏線なの?