心和のラノベ感想

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ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき 感想

 

ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき 2019.5

 

今回は、ブギーポップ23巻です。

現状の最新刊に辿り着きましたが、寄り道寄りの話だったかな。230pと短めなんだけど、内容が分かりづらかった…。綺好きにとっては少し報われる部分がありました。にしても、表紙の垢抜け感凄い。

あらすじ

ポリモーグは、スプーキーEの自殺の謎を探る為に派遣されてきた合成人間である。裏通りで、不良たちに囲まれる乙坂了哉を見つける。成り行きで、乙坂はポリモーグのアシスタントになり、次にスプーキーEの関係者として織機綺に目をつける。

ディジー・ミス・リジーは、スプーキーE、ポリモーグと同じ電撃系の能力を有する合成人間だった。しかし、それぞれの能力には得意分野の強弱があった。

感想

帯にVSイマジネーターの裏側にあった事件とあるので、その辺りの時系列か。凪や正樹と触れ合う中で、より自身の自信を失う綺が、ハンバーガーを食べてふと正樹とのやり取りを思い出してほっこりする話であり、密かに乙坂が綺に失恋をした話でもある。

というかこれきっかけで綺が調理学校通い始めた説ある?

統和機構絡みでは、ディジー・ミス・リジーの残り香というか置き土産というか、残留思念みたいなもので、ポリモーグすらも操られて一般人も被害を受けてましたが、ブギーポップと、水乃星透子の思念的なものによって解決って感じ。

そもそもディジー・ミス・リジー死んでたのかっていう。うーん、よく分からない。

序盤の綺の、町でボーッとして不自然にならないように、バス停に並んで、バスが来たら離れて、また暫くしたら並ぶって行為が狂気でした笑。

今回のbest words

ケチャップ…… (p.80 綺)

あとがき

綺に電撃耐性があるというのは嘘か真か…。

筆者あとがきは、記憶関連で、何か忘れている気がするという不安について。相手との記憶のズレも怖いもので。