今回は、お隣の天使様8巻です。
資金を貯める為にバイトを始める周や、Xデーを祝う真昼などが話の中心でした。木戸さんが最近良い働き過ぎな件。
感想
〜天使様と大切な約束〜
一緒にお風呂に入りましょうとなり…。水着で入っても身体洗い切れないので妥協点としては中途半端じゃ。そして、ここで前に話題に上がった黒の紐がお目見え。挿絵がないのが残念でならない。
浴槽内で座った上から座られたら当たるよな(何がとは言わないけど)…。避妊具の選択肢が何故か無い為に、将来の為に今はしないぜ…みたいな話。大事だからしないっていうのは相手を不安にさせるという側面もあるんだなーこれが。
〜心に秘めた決意〜
志保子と出掛ける真昼、父と話す周。父からは結婚費用はこちらで出すと言われるが、全ては頼る訳にもいかず。そんな訳で、結婚指輪は自分で用意するぞとなったっぽい。凄い会話してるよな…高校2年生にして。
〜目標への第一歩〜
指輪買う為にバイトするんだって話す周痛過ぎません? 木戸さんの叔母さんがやっているカフェでのバイトをしていくことに。木戸さんのバイト先が文化祭の衣装貸し出しをしてくれたカフェだけれども、今回はまた別のカフェであり、木戸さんが叔母さんに溺愛されるから別の所で働いているという事情付き。
普通に考えて2年生で受験が本格化する時期にバイト始めるのは愚の骨頂なのだけれど。そこは要領良いからで済まされてる。勿論、指輪の為とは真昼には言えないと。そもそもが真昼と一緒に時間を過ごし過ぎてたとは言え、その時間を削ってしまうのは微妙な気もする。お互い尊重はし合っているけど。
〜新たな交流〜
樹は親友として相談せずに色々決めた周を責める。本当に良いやつではないか。
バイト先には木戸さんの彼氏(茅野)も働いているという。店長の叔母さんは本業作家で色々と手広くやっている方らしく。バイトしてて口説かれるのを心配する天使様は心配症が過ぎる。
〜三人での昼食〜
木戸さん、茅野、周での昼食。他人の惚気を知る周であった。そして、筋肉大好き木戸さんは見た目で服のサイズを大体当ててしまう変態さんであった…。
出汁巻き卵大好き人間。21時帰りで夕飯を家で待つ真昼は可哀想だけど、好きでやってると言われればどうしようもない。
〜友人からの圧力〜
周は周囲にバイト先を言っていないが、慣れたら呼ぶとのことで。
〜初めてのバイト〜
バイトメンバーには、恋愛が上手くいってないお転婆な感じの大橋さんと、大橋さんを好いていながら苦労してそうな宮本さんらがいた。帰ると天使様のお出迎え。
〜先輩の密やかな悩み〜
まじで宮本さん苦労してる。WORKINGの佐藤さんと八千代を見ているかの如し。
〜天使様の隠し事〜
バイトから帰ってくるとソワソワな真昼。お腹空いて夜食のおやつでも食べてたのかなーと思ったら、たん、と口を滑らせたことで、あぁそう言えば前に誕生日を真昼が聞いてたんだったなと。
〜そうして迎えた天使様のXデー〜
真昼に言われて初めて気付く自身の誕生日。樹や優太らも気を利かせて祝わなかったとのこと。卵多めの豪華料理、練習したガトーショコラ、ネクタイピンのプレゼント。ゆるゆりよろしくうさぎパジャマの真昼を抱き枕に。
余裕を見せ過ぎるのも真昼にとっては良くない?
今回のbest words
私は周くんに私をあげますので、周くんは私に周くんをくださいね? (p.279 真昼)
あとがき
前に作者さんが真昼のウェディングドレスまで…と言ってましたが、その第一歩としてのバイト回になりました。
にしても、この作品甘々で粘るかと思いきや、結構ギリギリのとこまでいきかけるというのは、最初の頃からは予想出来なかったです。