心和のラノベ感想

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件5 感想

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件5 2021.7

 

今回は、お隣の天使様5巻です。

季節は梅雨〜夏休み辺り。付き合い始めた周と真昼が思った以上にイチャイチャ度合いを進行させたと思いきや、ヘタったり。いやでもそこまでいっちゃう?みたいなシーンもあったので、抑制が今後効くのかどうか。にしても、両想いは平和ダナー。

感想

〜告白の翌日の事〜

付き合ったらどうすれば良い?と悩む2人。そもそも付き合う前からスキンシップが多かった事に気付いて、自分達のペースでと思い立つ感じ。でも、無条件で好きで良いと周が思えるようになったのは大きいのかなーと思います。

〜二人での登校とお披露目〜

付き合った事で、二人での登校も堂々と出来るように。寧ろ今まで同じマンションというのがバレなかったのも凄いけど。それと、手を繋いで登校はうーん…、やばい奴なんだよなぁ…。ま、天使様へのチャンスを完膚なきまで叩き潰せるとは言え。

それから、身嗜みを整えた周は女子ウケも獲得し出す。これはまぁ連れがいるとその人の評価が高まる現象もあるんだろうけど、絶妙なバランスというか。

真昼の方も天使様から普通の恋する女の子として受け入れられ始めた様子。ナチュラルに惚気出すのは…平和。

〜昼食と尋問〜

昼の弁当も用意してくれている真昼は流石の駄目人間製造機。公開したことで、2人での買い物も堂々と。バカップルと言って差し支えない。

〜環境の変化と心境の変化〜

心身の安定からかお互い周囲から話しかけられ易くなり、周は周で自分が真昼の隣にいる為に変わろうと決意。異性と何を話していたか気になるのは面倒くさいように思えるけど、逆の立場だったらと思うと納得も出来る的な。

〜隠しきれないもの〜

梅雨の湿気の髪の話題。少し体調が悪そうな真昼にいち早く気付く周。天使様の髪の毛凄い編み編み。

〜付き合い始めて変わった事〜

付き合い始めて変わった事は、周りの反応くらい。でも、ここでの意思の共有が後半以降に効いている気もします。

〜セクシーなのはよくないです〜

真昼が千歳と水着を買いに。泳げないばかりか、男の半裸を見るだけでも抵抗があるみたいですが…。お互い徐々に許容範囲を狭めている感じ。

〜餌をあげないでください〜

初心らしいやり取りで一々許可を取りながら関係を進める2人。でも、周のヘタレはすぐに直るものではないと。首筋にキスくらい。

〜夏休みの始まり〜

帰省2週間は長過ぎだと思うんだけど…。2人で行くとは言え実家に戻ってもそんなにする事ないのでは。

溺れ違い。

〜どちらかといえばキュートなの〜

2人で郊外のレジャー施設のプールへ。白のフリル。"雑誌に載っているモデルと遜色がない、それどころか真昼の方が整っているまである。"って面白い笑。

〜水辺のナンパはつきもの〜

サブタイがもうあ〜って感じ。避けては通れない笑。プールだけでどう時間潰すの?ってなったら一波乱ですよ。

そして、偶然の樹と千歳に遭遇。真昼は黒の紐の水着も買っていた…⁈

浮き輪の真昼の挿絵とても良き。

〜帰省と交際の露見〜

実家まで新幹線で1時間+地元駅まで電車くらいの距離なのね。車で1時間くらいかと思ってた。そう考えると、天使様の出会いは本当にラッキーボーイ…。

2人で帰省する時点で交際は露見するよそりゃ。

〜隣に居る当たり前〜

真昼を両親に取られて拗ねる周少年。「椎名さんは本当に周が好きだねぇ」って父が言う違和感。

〜過去との邂逅〜

折角地元に戻ってきたので、過去の元凶との再会も消化しておこうみたいな。両親が仕事で出掛けて、真昼との散歩で公園に立ち寄った際の出来事。

〜過去との決別〜

サブタイを変えての東城くん登場(駄洒落ではない)。完璧なかませ犬。当時とは状況も体格も立場も異なって、変わった周の大勝利。2対1ですし。ある意味では真昼と出会わせた今作のMVPなんだけども笑。

そんな訳で、夜中キスと同衾を果たしたお二人でしたー。※実家

今回のbest words

その、だな。……頬にキスをしましたがよろしいでしょうか (p.136 周)

あとがき

所々敬語になったりぎこちないながらも着実に関係は進行してるなーという感じでした。

こうなるとラスボスは真昼の両親たちになるんでしょうか。糠に釘というかこっちで勝手にやらしてもらいます的な話になりそうですけど。