今回は、悪魔のミカタ4巻です。
上下巻の下巻。サブタイトル通りの《知恵の実》が登場しました。にしても、この作品キス好きすぎでは…。
あらすじ
サクラとのデートで『和歌丘タワーワールド』という遊園地にやってきたコウ。初体験のジェットコースターに戦々恐々とする。
その最中、アトリから《パーフェクトワールド》という《知恵の実》が使われたとの連絡が入り、そのタイミングで奇襲を受け…。
感想
今回も歯痒かったですねー。どうにもこうにも4巻まで読んで好きになれないのはもう向いてないとは思いつつ、13巻まででそれを撥ね除けて欲しいという期待もありつつ…。でも、最後まで読んでも敵の目的も背景も分からなかったのはうーん…。心情が1番分かりやすいのは真嶋先輩かな。
《パーフェクトワールド》ですが、効果は遊園地から出ることはできなくなるのと、設定された基準地点が設けられて、何かしら壊れたとしても基準地点に戻させ、人が死んだ場合も記憶がリセットされて基準地点に戻されるというもの?らしい。
トリガーが曲になっているようで、その曲を録音して基準地点を上書きすることで敵を倒す事が出来た?みたいな認識で合ってるんかな。
それで、厄介だったのが図らずともコウにとっての敵が2方面あってややこしくなったと。もう一方が、舞原家の実働部隊のいんという人物みたいですけど、イハナの意向に逆らってるしやっぱりちぐはぐ感が否めない。
面白かったのは、ジェットコースターの案内人のシーンかなぁ。こういうのは昔のノリって感じで好きで、似たシーンを繰り返すのは改めて大事だなと。あとは、ボードゲームのお姉さんも良かったですね笑。
今回のbest words
行くがいい、少……いや、あえてエイハブ船長と呼ばせてもらおう (p.193)
あとがき
コウが日奈以外の舞原姉妹に情が移り始めている感じがしますねー。
Itとか舞原姉妹の名前の入れ替え?など気になる点も出てきました。