心和のラノベ感想

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継母の連れ子が元カノだった3 幼馴染みはやめておけ 感想

継母の連れ子が元カノだった3


今回は、連れカノ3巻です。

3巻では、幼馴染みの川波と暁月の2人の恋愛模様が描かれていました。サブタイの幼馴染みはやめておけは、逆の意味で取って欲しいんでしょうねー。

あらすじ

結女と仲良くなりたいが為に、水斗と東頭さんをくっつけたい暁月と、水斗と結女をくっつけて楽しみたいROM専の川波。

夏休みになり、学校の行事として勉強合宿が行われる。水斗と結女は、幼馴染みの2人を焚き付ける為に罰ゲームを誘導し、2人に愛称呼びさせる事に成功するのだった。

感想

ROM専だった川波が当事者となる展開でした。幼馴染みも当たりはずれあるよなぁと少し思いました。川波と暁月は、家が隣同士で昔から交流があって、嫉妬から別れた元カップルであるんですが、こちらも伊理戸兄妹と同様燻っている感じでした。

にしても、暁月の彼女だった頃のエピソードが怖い笑。尽くしたがりがエスカレートして駄目人間を製造してしまうタイプだな…。実際には、川波の方が胃に穴を開ける結果となったようですが。川波の日記がまた悲惨なんですよね笑。

それから、以降は川波は女子からの好意を受けると蕁麻疹が出る体になってしまったと。ちゃんと暁月からの好意にも反応するようで、それが逆にまだ暁月が川波を少なからず想っている証左となると。

何だかんだで幼馴染みとなると、良い事悪い事のエピソードには事欠かないようで、人間は大人になるほど時間が経つのが早く感じることから、上書き出来ないほど大きくて大事な記憶を共有しているもので。なんて事ない事を覚えていたり、何かそういうのって素敵だなーと思います。

ただ、うーん川波君はもっと怒って良いと思いますけどね笑。いやでもまぁ、暁月のそういう部分もまるっと受け入れちゃってるんだろうなー。これは尻に敷かれるタイプだな。

その他、伊理戸兄妹のG退治、東頭を着せ替え人形にする話などがありました。東頭さんのキャラが大分動かしやすくなってそう笑。

今回のbest words

本棚を漁るという作業はですね、化石を掘るのに似てると思うんですよね。本棚は地層みたいなものなんですよ。知の地層、すなわち知層です (p.37 東頭いさな)

あとがき

川波と暁月さん上手く纏まった感じですね。あの約束と言うと、ずっと一緒に〜みたいなやつだよね、多分。

さて、伊理戸兄妹の進展はどうでしょう?今回の話の裏側で、ラッキースケベがあったようですが…。