心和のラノベ感想

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継母の連れ子が元カノだった6 あのとき言えなかった6つのこと 感想

継母の連れ子が元カノだった6


今回は、連れカノ6巻です。

文化祭回。いさなのメインヒロインっぷりが凄いんですが、結女の巻き返しというか水斗の意識の変化もあった巻でした。

あらすじ

推薦によって、図らずも文化祭実行委員に抜擢されてしまった結女と水斗。出し物はクラスの投票でメイド喫茶に決まり、コンセプトを探すため大学で演劇部に縁がある円香さんの元を訪ね、衣装を選定していく。

メイド喫茶が被ってしまったため、生徒会副会長かつ実行委員長の紅鈴理らの前でプレゼンテーションを行い、何とか審査を通過するのだった。

感想

水斗のかっこよさって、結女の色眼鏡入りまくりだと思ってたんですが、普遍的なものなんですねー。うーん、私だけが知ってる魅力パターンが良いのか、かっこいい彼氏を持ってる私凄いパターンが良いのか。しかも、実はそんなにコミュ障じゃないんですか??

さて、今回の新キャラは超絶頭の良い女司令官的な紅さんでした。そして、ぼくっ娘。この紅さんも、同じ生徒会で自己評価低めだけど、他人と違う反応を示してくれた羽場丈児に恋する乙女という。次回からも、結女が生徒会に誘われてOKしそうな勢いだったので、絡みが増えそうなキャラですね。

ディアンドルの服装をしたいさなが可愛いしかなかったんですが、今回は周りが水斗と結女ムードを作り上げていたので、結果として水斗が結女へ歩み寄るってな感じでした。いさなさんは水斗と2人でいたのに、結女の方に行かせる後押ししちゃってますからね、不憫…。結女と水斗のお化け屋敷のシーンは良かったです。心臓は素直。

普段ぶっきらぼうな水斗が、結女に可愛いとかありがとうとか言えたことが、この作品の牛歩ペースからすると大躍進ですよね笑。知らずに成長はしているし、それに自分が気付くこと、そして、目標みたいなものを持つのも大事って感じかな。

今回のbest words

好きな人っていうのは、きっと、一番たくさん横顔を見た人のことなんだと、思います (p.292 東頭いさな)

あとがき

大正ロマンもまた良かったです。まぁ、もっと時代考証の部分まで描いてたりすると勉強になってなお良しなんですけどね。

2年前の図書館での出来事を見てた小学生が再登場してましたね。あとは、p.249の実業家っぽいおじさんの正体は…。