魔法少女さんだいめっ☆3 感想

魔法少女さんだいめっ☆3


今回は、魔法少女さんだいめっ☆3巻です。

最終巻。ハルが最終的に魔法少女を好きになったのかは曖昧なままでしたが、正体の開示や好きを前面に押し出すことができて、ハッピーエンドだったと思います。

あらすじ

「夏がっ、きたぜぇぇええええ____っ!」

ハルは満咲らと共にプールに来ていた。そこで、還って来たシナモンは魔砲をコロネにぶつける事で、コロネの姿が元通りに。

ハルもスプリング・ウィンドとして戦うもあと一歩の所で敗れ、魔力を封印されてしまう。ハルの姿に戻れないまま満咲の家に居候し、来る戦闘に向けて方策を練っていく。

感想

コロネ様大復活の巻〜!という感じでした。大きくなってもだぎゃあは健在。散華がコロネに忘れ去られていたのは悲しかったですね…。

最初は、コロネがプールの水をオレンジジュースに変えるという、地味に嫌な悪戯だけだった訳ですが、シナモンの帰還でコロネが復活。まぁ、情け容赦がある分コロネは憎みきれない所があります。逆に、シナモンはしっかりと悪役という感じで。悪魔サイドは新キャラ無しでした。

前回からちょくちょく出ていたハルの妹、つくしは現実で見たら可愛くないですねー。引きこもり気味で怠惰でソシャゲのガチャが主食で。けれども、今回は魔法で年齢を上げて新たな魔法少女として活躍していました。実は、女子の方が魔法少女適性はあるそうで。僕も梢恵ちゃん家の子になりたいなぁ。

戦いの結果として、コロネだけでなくシナモンも幼児化したのと、ハルが自身の正体をみんなに明かすという形。隠し事を開示するシーンは、やはり最後に必要な過程だったなと思います。また、コロネたちが小さくなったことで、街は平和を取り戻すと同時に散華も報われるので良かったです。まぁ、勿論ヒロインの座は満咲なんですけどね。

ジャスティス・フィーバーはジャスティン・ビーバーだろうなぁ…笑。

今回のbest words

ババア☆ムリスンナ! (p.232 満咲)

あとがき

物語としては綺麗に纏まってるなという印象です。この次のシリーズが婚活ラブコメになろうとは絶対に予想できないだろうな笑。