今回は、劣等生7巻です。
横浜騒乱編がこれにて終結になりますが、もう少し丁寧にやっても良かったかなという印象です。お兄様は再生に戦略級魔法と、大変にご活躍でした。
あらすじ
恙無く進行していた論文コンペであったが、一高の発表を終え最後の三校へと移る時に、大亜連合軍の奇襲で戦端が開かれる。
防衛する魔法師たちの活躍により、侵攻はほぼ妨げられ、仕舞いには達也の戦略級魔法が敵軍に炸裂する。魔法の優越を決定づけた、灼熱のハロウィンと後に謳われる出来事であった。
感想
重力制御型熱核融合炉、毫釐も理解出来ませんでした…すみません……(汗)。自分が根っからの文系なんだと再認識しました笑。
さて、前回言っていたアニメで飛ばされたのかなぁと思ったシーンですが、意外と原作も同じ感じでした笑。将輝と周が対峙するところで、原作でも特に何もなかったですね。あれ後日譚どうなってるんだろう?
あとは、敵の目的もあまり分からないですね…。終盤に、各国の魔法力を下げるみたいな話ありましたけど…結局3人首魁みたいなのがいて、生き残ったのが周だけっぽいのかな。
そんで、三校の論文コンペですが、発表出来てないんですよね。これの清算もいつか行われるのかなぁ。本当、達也の規格外の魔法で全て攫っていってしまった感じですね笑。
深雪が達也の力を解放する挿絵は、何か背景が無地で神々しかったです。そして、達也の使用した再生ですけど、もしかして深雪にも前に使われてたりするんでしょうかね。5巻でそういう記述があったので。
にしても再生はチート魔法ではありつつも、痛みを何倍にも増幅して受け取ってしまうというのは想像もつかないな…。
あとは、エリカとかレオとか幹比古も二科生の働きじゃない笑。理論と実践(実戦)の違いってやつなのかもね。勉強できる人よりも、1つでも凄い芸がある人の方がお金を稼いでしまう、みたいなものでしょうか。
あとがき
次回は、司波兄妹の過去に纏わるエピソードのようです。ここからは、アニメでも観てないところなので真っ新な気持ちで見ていけるのでより楽しみです。
2022.4.27