心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

変人のサラダボウル4 感想

変人のサラダボウル4 2022.12

 

今回は、変人のサラダボウル4巻です。

確かにジャンル分け出来ない感じのストーリー笑。大人の闇と子供の無邪気さがどっちも楽しめて、岐阜ネタも盛り沢山!新キャラ登場に加えて、法廷パートもあり。

あらすじ

取り調べを受ける望愛は、類稀な話術を以て逆に情報を得るという始末であった。弁護をブレンダに頼むこととなったが、望愛は罪を認める方向で意思を固める。しかし、弁護士として惣助に良い所を見せたいブレンダは、その意に反して勝訴を目指す。

中学に入学したサラは、向かい風がありながらもやはり頭角を現し、新たに沼田涼子と仲良くなる。学年旅行では白川郷へと向かう。

メジャーデビューの話がおじゃんとなったリヴィアは、ギャンブルに明け暮れる傍ら、男に追われる車椅子の少女を助ける。その縁で倉持命のボディーガードになるのだが…。

感想

少しマンネリ感も出てきたかなーというところ。リヴィアに新たなヒモ…ではなく護衛を依頼してきた車椅子の剣持命が登場しましたが、めっちゃ死亡フラグ立ってる…笑。

そして、今回のリヴィアは丁半という賭博をやってしまう訳ですが、ずば抜けた動体視力によって賽子の出目を予測、勝ち過ぎて出禁になるという。

で、新たな主人の命は半グレという言わば半暴力団のトップらしく、儚さと含めてどうなるんでしょうね。リヴィアが犯罪に巻き込まれなければ良いですが…。あとは、リヴィアが転生した時の刀について、伏線になってましたがこれも銃刀法違反系なんだよなぁ笑。

ここまで大人のグレーな部分の話で、一方のサラは子供らしいやり取りが多くてほっこりします。はっ、つい親の目線で見てしまった…みたいな。

何だかんだ岐阜にも色々魅力があるのは伝わるものの、作者自身でディスったりしてるのも面白い。漬物ステーキは流石に泣く。

リーガルパートについては、平坂さんも苦戦されたようで。この作品は結構現実路線なんだなーと改めて思いますが、適当に色々と捏ち上げでしまっても、それはそれで見てみたいかも。

内容的にはブレンダが証言者をほぼ買収して偽証してるんですが、本家の逆転裁判とは立場が逆ですね笑。でも、依頼人重視でやらないとまぁ駄目ということで。

ゲロインって、妹さえの那由多(カニ公)でしたっけ?

今回のbest words

……実写版『はがない』は岐阜作品じゃなくね?あれロケ地たしか滋賀だぞ。思いっきり琵琶湖出てくるし (p.219 涼子)

あとがき

飯テロ多かった!ハツシモという米が再登場して俄然興味が湧いてきました。

次回、惣助はブレンダを抱いてしまったのか、お食事会で何があったのか気になります。