今回は、変人のサラダボウル3巻です。
サラや友奈の学校での生活、バレンタインでの恋愛模様、プリケツらのバンドの行方などがメインでした。一貫して惣助周りは平穏ですが、ラストで望愛に事件が！
あらすじ
草薙沙羅として小学6年生としての生活をスタートしたサラは、すぐに頭角を現し、校内で慕われる存在となっていた。
転校先の中学校で浮き気味の友奈は、いじめの現場を目撃する。その子を助ける為に、証拠集めに励むのだった。
『救済グラスホッパー』を結成した明日美、リヴィア、望愛。中々上手くいかない中、作家として再ブレイクを果たした元ホームレス鈴木が作詞に参加すると、徐々にバンドの人気に火が付き始め…。
感想
まずサラの学校生活ですが、無双してますね笑。イケメン四天王とかどんどんふざけていくのも面白いし、定規バトル等ではっちゃけるのも面白い。嫉妬で体育倉庫に閉じ込められかけたのも、多分魔法の力で解決したっぽい。
卒業式のアニメやゲームの息がかかった演出や、サラ優遇の感じも普通に面白かったです。そんな訳で、あっさりと時間は過ぎてました。
一方の友奈の方は、最初こそ変な目で見られながらも、いじめられていた女子を助けたことで、クールな立ち位置を確立。自身もいじめの証拠を得る過程で探偵の仕事に興味を持ったようで、良い流れだなーと思います。
リヴィアについては、相変わらずヒモっぽくパチンコで負けたり、競馬でスッたりしてました笑。やはり今作のギャグ担当か。サラにプレゼントした自身のフィギュア(ドール)もエロ過ぎて投げ捨てられる始末…。怖いけどちょっと欲しい気もする笑。
ブレンダと閨さんは、お互い好きな人がいる同士で女磨きをしてました。料理を作ったり、チョコを手作りしたり。空回ってるのが残念なのと、どっちも惣助狙いだと分かったらバチバチになるんでしょうね…。
3人のバンド活動については、鈴切さんが作詞をする事で順風満帆に。ホームレスの鈴木の設定がここで生きてくるというのは、見事でした。ただ、最後インサイダー取引で望愛が逮捕されるという不穏な終わり方をしたので、どうなるかなー。
今回のbest words
新しい地図の草なぎメンバーとは違う漢字じゃな (p.15 サラ)
あとがき
そもそも望愛って株取引にまで手を出してたのか…。バンドや献金以外の収入源もある？
流石にサラはヒロイン枠にはならないとは思うけどどうかな…。
