心和のラノベ感想

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件6 感想

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件6 2022.5

 

今回は、お隣の天使様6巻です。

実家への帰省の後半と、表紙の浴衣真昼の夏祭りと夏休みが終わるまでの内容でした。二番煎じ的な出来事も増えてきたのでモヤモヤしつつ、真昼の家族関係に踏み込んでいきそうな雰囲気も出てきました。

感想

〜天使様のお目覚め〜

同衾からの無防備な天使様。これでお泊まりのハードルも下がったようです。

いちゃつくとは言っても、まだ胸を触る的なところまでは進まず。

〜ずぶ濡れはお得なもの〜

買い物に行った周が通り雨に打たれたものの、沸かしてくれていた風呂に入り真昼にドライヤーをしてもらうことに。どんな周でも照れてくれる天使様チョロい。

〜憧れのかたち〜

4人でショッピングモールへ。家族絡みのイベントを経験していない真昼にとっては、親子ぐるみでのお出掛けは新鮮なんだなー。

例の周の好みで買った真昼の洋服は、2人の時に着てくれるとのことで、後ほど出てきますが、その心意気が良い子。

〜天使様とおうちデート〜

雨ということでおうちデート。周の実家ということで、周の成長記録のビデオ鑑賞など。自分達もこうして残していこうと思えるのは、将来も一緒にいたいということでもあり。

とここで、例のオフショルダーのワンピースが登場。めっちゃ解説する周が気持ち悪いです、はい。疚しい意味はないって言っとけば許されると思うな。

一緒にいて満たされるって省エネだよなは金言。かなり地球に優しいエコじゃん。

真昼の部屋の写真立ての中の写真が周だったことも判明。樹の横流し。まぁそれやられても悪い気はしないかなって感じ。

〜もう一つの別れ〜

今回の散歩で出会ったのは幼女だった⁉︎ ということで、前回の東城くんに引き続き地元のぶらり散歩では、当時親友だったけど東城事件の際に手を差し伸べて貰えず疎遠になった花田少年と出会って、関係の清算が行われましたとさ。因みに幼女は花田妹ちゃん。お兄ちゃんにコイビトが…、うちのお兄ちゃんとどーるいの筈なのに……。

このエピソードいる?ただ、変わった周くんが他を見下してるだけなのだけれど。私は最強ーってやりたいんかなぁ。

p.139の挿絵を見ると周の身長めっちゃ高いのでは。実家編完。

〜天使様と怪しい後ろ姿〜

真昼の父っぽい人がマンション近くで目撃された話。とらドラっぽくなって参りました。

〜天使様と夏祭り〜

真昼初参加の花火大会。いや、よく考えたら花火やってないから夏祭りか?

夏祭り行くことを直前まで言ってないのはそれサプライズとは言わないからね?それと、千歳が直前に来るのも空気読めてない。奇しくもプールに続いてダブルデート的展開になったけど、千歳が屋台の食べ物を食べまくったけどスレンダー的な印象しか残ってないぜ。

射的で髪留めって渋過ぎ景品な気もするけど、取ってあげる周くん素敵。志保子さん、息子は立派に育ってます。浴衣の提供もサンキューな。

真昼の恋愛相談のせいで全て千歳に筒抜けなのは面白い。千歳も樹の父との件で苦労しておりますよと。

〜課題は先に終わらせるもの〜

千歳の課題手伝いと、周宛てで真昼父から話し合いの手紙が。

〜かつて望んだ望まぬ出会いと、決意〜

カフェで真昼父(朝陽)と話す周。真昼の邪魔をするつもりはなく、顔を見たいだけとのことらしい。ここでの周の態度は子供っぽい配慮に欠けるものに見えました。

真昼に直接コンタクトを取らないのがこの男の弱さを感じる所ではあります。一目見たいなら写真を見せるだけで良いと思うし、会いたいならその場で真昼に電話して聞けば良いんじゃないっすかねー。関係の修復は時すでに遅しなので、あんまり関わらない方が良いと思いますが、親に何も感じない子供も居ないから難しい。

今回のbest words

登山していいんですかねえ (p.27 周)

あとがき

デコルテって首から胸元辺りの事をいうって調べて初めて知った笑。

長期で恋愛ものをやるに当たっては、ギャグを入れてラブコメにするか、三角関係とかサブヒロインを多く出すとかすべきかなと思ってきました。だから、この作品がアニメ化するほど支持されてる理由が未だに分からん…。