心和のラノベ感想

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない15 黒猫if上 感想

俺の妹がこんなに可愛いわけがない15 黒猫if上


今回は、俺妹15黒猫if上巻です。

黒猫ルートも上下巻構成ですね。あやせルートとは違って、完全書き下ろしとのこと。

あらすじ

ゲーム研究会に所属する京介と黒猫は、部長の発案する合宿に参加することに。田舎の島に着いた一行は伝承や神隠し等を調べていると、京介と黒猫は取材で訪れた神社で時空の歪みを感じ、また1人の少女と出会う。

その少女は自身を未来人だと言い、元に戻れるように2人はその少女と行動を共にすることに。

感想

始めに、この物語に超常現象が含まれると注意書きがありましたが、時間遡行した娘がやって来るという展開でした。これまでの俺妹シリーズからすると驚きだった訳ですが、オカルト好きの黒猫ルートらしいストーリーなのかなと思ったり。

ノベルゲームの取材に行っていたら、自分達が不可思議な現象に遭ってしまったという筋書きですね。今巻で黒猫と付き合う所までいくんですが、話の展開というか物語の内容が中心で、黒猫と馬鹿馬鹿しくも甘々な日常を想定していた自分からすると、少し方向性は違ったかなと。これは下巻に期待かな。

現れた未来人の少女は、中盤くらい?でこれ2人の娘じゃね?と薄々感じていましたがその通りでした。意外と時間移動ありな創作ラブコメならありがちな設定かな。ドラえもんで言うせわし君みたいな笑。ストライク・ザ・ブラッドにもそんなシーンがあったような。実際には、姉の璃乃と妹の悠璃含めて4人兄妹みたいで、今回出てきたのが悠璃の方。

途中、悠璃が占い師をするシーンがありましたが、思い返してみるとあやせifの方でもそんなシーンがあったよなと。絵を描いて渡す部分が一致していますが、何か共通の設定が有るんでしょうか。

今回のbest words

禁則事項です (p.212 槇島 悠)

あとがき

俺妹でSFチックな話は新鮮でした。今回は書き下ろしだった訳ですが、ゲームの方の黒猫ルートがどんな話だったか少し気になってきました。

上下巻それぞれ300頁超えとは熱量が凄いじぇ…。